寒くなってきて、エアコンなど暖房を使う機会も増えましたよね。エアコンは使うとすぐに暖かくなりますが、乾燥もしやすくなってしまいます。他にもお部屋の“乾燥”に悩まされている方も多いのではありませんか?
そこで今回はお部屋の乾燥による影響と、加湿器を使わずに簡単にできるお部屋の乾燥対策について紹介します。ぜひ参考にしてください!
目次
お部屋の乾燥による影響は?
・風邪、インフルエンザ
・肌荒れ
・脱水症状
・静電気
・火災
加湿器を使わず、簡単に加湿する方法
1.水を入れたコップを置く
2.霧吹きを使う
3.床を水拭きする
4.濡れタオルを干す
5.洗濯物を干す
6.浴室の扉を開けておく
7.観葉植物を置く
8.お湯を沸かす・鍋をする
9.エアコンを使わず、石油ストーブを使う
10.エコカラットプラスを貼る
まとめ
・風邪、インフルエンザ
・肌荒れ
・脱水症状
・静電気
・火災
加湿器を使わず、簡単に加湿する方法
1.水を入れたコップを置く
2.霧吹きを使う
3.床を水拭きする
4.濡れタオルを干す
5.洗濯物を干す
6.浴室の扉を開けておく
7.観葉植物を置く
8.お湯を沸かす・鍋をする
9.エアコンを使わず、石油ストーブを使う
10.エコカラットプラスを貼る
まとめ
お部屋の乾燥による影響は?
風邪、インフルエンザ
空気が乾燥すると鼻や喉の粘膜も乾燥し、ウイルスの侵入を防ぐ機能が低下します。そして風邪などのウイルスは、空気が乾燥すればするほど活発化します。その結果、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。これは新型コロナウイルスについても同様の可能性があるようです。

肌荒れ
空気が乾燥すると、肌から体内の水分が蒸発しやすくなり、肌が荒れてしまいます。これは水分は乾いている方に向かって移動する性質があるためで、空気が乾燥する冬は肌に含まれている水分が空気中に逃げてしまうからなのです。

脱水症状
脱水症状と言うと、夏の熱中症のイメージがあるかもしれませんが、冬でも起こる症状なんです。空気が乾燥していると肌から水分が蒸発していき、いつのまにか水分が足りない状態になります。また、冬は喉の乾きに気づきにくく、隠れ脱水症状になることもあります。

静電気
ドアノブを触ったときやニットを脱ぐときなどに、パチッとくるの嫌ですよね。静電気は、部屋の気温が25°以下、湿度が20%以下になると起こりやすくなると言われています。そのため、寒く乾燥した冬ほど静電気が起きやすくなるのです。

火災
空気が乾燥するということは、空気中の水分が少なくなるということです。そうすると火が点きやすくなり、燃え広がりやすくなります。コタツやストーブなどの暖房器具や、火の取り扱いには十分注意しましょう。

加湿器を使わず、簡単に加湿する方法
1.水を入れたコップを置く
コップに水を入れ、置いておくと水が少しずつ蒸発し始めます。コップであれば加湿できる範囲は限定的ですが、入れ物のサイズを大きくすれば加湿できる範囲も広くなります。また、水ではなくお湯を入れると、より早く蒸発します。簡単にできるのでおすすめですよ。

2.霧吹きを使う
霧吹きに水を入れて1日数回、カーテンなどの布製品に軽く湿る程度の量を吹きかけましょう。それだけで湿度を上げることができます。簡単ですが、布製品が濡れてしまうほど吹かないこと、霧吹き内の水は小まめに替えること、この2点に注意しましょう。
布製品が濡れたままの状態になっているとカビや臭いの原因となり、水が古くなってしまうと雑菌が繁殖してしまいます。

布製品が濡れたままの状態になっているとカビや臭いの原因となり、水が古くなってしまうと雑菌が繁殖してしまいます。
3.床を水拭きする
濡れた雑巾やタオルでフローリングを水拭きしましょう。拭いた部分の水分が蒸発し、部屋の湿度を上げてくれます。お部屋の湿度が上がり、同時にお掃除もできますよ。

4.濡れタオルを干す
タオルを水に浸して、絞ってから部屋の中に干しましょう。タオルの水分が空気中に蒸散してき、部屋の湿度を上げてくれます。小さなタオルよりもバスタオルなど大きいものを使うことで、より効果が上がりますよ。

5.洗濯物を干す
室内に洗濯物を干す方法も効果的です。洗濯物に含まれる水分がゆっくりと蒸発することで部屋が加湿されます。ただし、洗濯物を大量に室内に干すと湿度が高くなりすぎて、洗濯物が乾かないということがあるので、注意しましょう。
・生乾き臭が気になる方はこちらをご覧ください!

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6.浴室の扉を開けておく
入浴した後お湯を抜かず、浴室の扉を開けておくことで、蒸発した水分がお部屋全体に広がり、加湿ができます。ただし、長時間行うと湿度が高くなりすぎてしまうことがあるので、扉を開けておく時間は調整するようにしましょう。

7.観葉植物を置く
お部屋に観葉植物を置きましょう。観葉植物には、水分を吸い上げて葉っぱから放出する「蒸散」という機能があり、これにより加湿できるのです。しかし、寒さに弱い品種は、冬になると蒸散作用が弱くなってしまうため、寒さに強い品種を選びましょう。
・室内で育てる観葉植物についてはこちらをご覧ください!

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8.お湯を沸かす・鍋をする
温かい飲み物を飲むときなど、やかんやポット、ケトルの蓋をせずにお湯を沸かすと加湿することができます。鍋も同様で、ぐつぐつと煮える鍋から出る蒸気により、部屋が加湿されますよ。リビングにおすすめの方法です。

9.エアコンを使わず、石油ストーブを使う
石油ストーブは石油を燃焼するときに水蒸気が出ます。そのため、暖まりながら加湿することができるのです。ですが、湿度を上げ過ぎると結露になり、換気が不十分だと一酸化中毒になる恐れがあるので、注意して使用しましょう。
・結露にお悩みの方はこちらをご覧ください!
・正しい換気方法についてはこちらをご覧ください!

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まとめ
湿度が下がり乾燥すると、風邪やインフルエンザなど身体に悪影響を及ぼします。たかが“乾燥”と侮らず、きちんと乾燥対策をして、健康で快適な生活を送ってください。1つの方法で効果が感じられなかったら、いくつかの方法を組み合わせて最適な加湿方法を見つけてみてくださいね。
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