もうすぐお正月!今更聞けない初詣の参拝作法とマナー紹介


もうすぐお正月ですね。お正月といえば年初めに初詣に行かれる方も多いのでは?
初詣に毎年行ってはいるけど、「お参りの仕方はなんとなくで作法なんて知らない」という方や「正しい作法が知りたいけど今更誰かに聞けない」という方のために、今回は正しい参拝作法とマナーを紹介します!
さらに広島近辺の有名な神社とそのご利益も掲載しているので参考にしてください。

 

参拝作法・マナー

 

1.鳥居でお辞儀

鳥居 お辞儀

神社へ参拝するときに最初に通るのが鳥居です。
鳥居には、一般社会と神域を区切る結界のような意味があるといわれています。
また、「母親の産道」を意味するものという解釈もあります。鳥居をくぐる事で、俗界の穢れを祓い、無邪気で無欲な赤子のように生まれ変わった自分に戻ることができるのです。
鳥居をくぐる時には、道の中央を避けた場所でお辞儀をします。本殿までに鳥居が複数ある場合は、一つ一つ鳥居をくぐるたびに一礼します。
また、参拝を終え、境内を出る際も社殿の方に向き直って一礼しましょう。
※目上の方のお宅を訪問すると考えましょう!

 

2.参道を歩く

参道 神社

鳥居から境内へと続く道を「参道」と言います。そして参道には歩き方があります。
それは中央を避けて歩くことです。参道の中央は神様が通る道「正中(せいちゅう)」とされています。なので、神様が通りやすいよう参拝者は端を歩き、敬意を表します。
ですが初詣などで参道が混んでいたりして、正中を避けたくても避けられない場合は、軽く頭を下げながら通ったり、中央で神前に向き直って一礼してから横切るという方法もあります。
玉砂利が敷かれている場合は、玉砂利の上を歩くことでお清めの意味となります。

 

3.手水舎で心身を清める

手水舎 作法

参道の脇には「手水舎(てみずしゃ・てみずや)」があり、ここの水で手と口を清めます。これを「手水を取る(使う)」と言い、穢れを落とし心身を清める禊(みそぎ)の儀式を略式にしたものです。


手順は以下の通り。
①柄杓を右手に持ち水を汲み、左手に水をかけます。
②左手に柄杓を持ち替え水を汲み、右手に水をかけます。
③柄杓を再び右手に持ち直し、水を汲み、水を左で受けて口をすすぎます。
(※柄杓に直接口を付けないように注意して下さい。)
④水を汲み左手にかけ、最後に柄杓を立てて残った水で柄の部分を洗い、清めます。
⑤柄杓を元の位置に伏せて戻します。
※左利きの場合も作法の左右は変わらないので注意しましょう。

しかし手順があるとは言え、大切なのは心身を清めることです。多少間違っても問題ありません。

手水舎 作法

 

4.いよいよ参拝

参拝方法 初詣 神社

手水舎で身を清めたら、いよいよ参拝です。 このとき基本となる作法が「二礼二拍手一礼」です。一部の神社(※出雲大社など)では「二礼四拍手一礼」というところもあります。


作法は以下の通り。
①まず、お賽銭を奉納して、軽く鈴を鳴らします。(お賽銭は神様に捧げる真心の「しるし」です。お賽銭は投げつけたりせず丁寧に差し出しましょう。)
②次に一礼します。(おじぎの角度は90度を心掛けましょう。)
③同じように、もう一礼します。
④両手を胸の位置に持ってきて、肘を肩幅まで広げます。そして、右手(利き手)の「中指の先端」を左手(もう片方の手)の「中指の第二関節」に付くようにして手を合わせ拍手を二回打ちます。(つまり、手をぴったり合わせるのではなく、利き手の指を少し下げて拍手をするということ。)
⑤ここで「祈念(お祈り)」お祈りをします。
⑥最後に再び5秒ほど一礼をします。(おじぎの角度は90度を心掛けましょう。)
※参道を歩く時は中央(正中)を避けましたが、お参りの時は賽銭箱の中央に立っても大丈夫です。
※二礼四拍手一礼は拍手の回数が四回になります。
※お寺の場合は、拍手(柏手)は打たず一礼合掌が基本となります。

 

5.参拝後

参道 参拝方法 神社

帰りも中央(正中)を避け、鳥居をくぐる際には一礼をしましょう。
お祈りをしたら終わりではなく、鳥居を全てくぐり終わるまでが参拝です。
心に留めておきましょう。

 

初詣にオススメ!広島近辺のご利益ある神社を紹介

 

広島:厳島神社

厳島神社 広島 参拝方法

参拝時間:1月1日0:00〜18:30
     1月2〜3日6:30〜18:30
     1月4日〜2月末6:30〜17:30
※厳島神社の回廊は高潮対策のため隙間の空いた作りになっています。ハイヒール等の履物は隙間に挟まることがあるので注意が必要です。
定休日:年中無休
厳島神社には海運の女神の「宗像三女神」が祀られています。そのことから「海上の交通安全」「陸の交通安全」「水難避け」にご利益があります。またその他にも「勝負に勝つ」「家内安全」「病気平癒」「安産祈願」「家内安全・商売繁盛」など幅広いお願いも叶えてくれます。

 

広島:護国神社

広島 護国神社 参拝方法

参拝時間:規定なし
定休日:年中無休
護国神社は戦没者を神様とする神社なので、商売繁盛などのご利益を願うのもいいですが、平和や戦没者への追悼・感謝の念を捧げることも大切です。本殿前には大きな鯉が滝を上る「昇鯉(しょうり)の像」があります。「昇鯉=しょうり=勝利」とかけて目標を達成することに関するご利益があるとされています。

 

島根:出雲大社(いづものおおやしろ)

出雲 参拝方法

参拝時間:6:00〜20:00
定休日:年中無休
参拝作法:二礼四拍手一礼
出雲大社は、縁結びの神様としても有名な大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀っています。縁結びや子宝、恋愛成就の効果が高いパワースポットとしても知られています。

 

山口:防府天満宮

防府天満宮 参拝方法

参拝時間:規定なし
定休日:年中無休
防府天満宮は日本で最初に創建された天神様で、菅原道真を学問の神として祀っています。
受験を控えている方やそのご家族への合格祈願に訪れてはいかがでしょうか。

 

✎雑学メモ

拍手の意味は?

拍手 神社 参拝
 

拍手(柏手)とは、高貴な人や神への感謝、感動、称賛、敬意などを表すものと言われています。また、拍手するために手を合わせる動作は、裏表のない誠意を表し、神への深い感謝や慎みの心を表現しているとされています。
そして拍手をし音を出すことで、感謝や敬意の表現以外にも
・邪気を払う
・神を呼び出す
・願い事を神に届ける
という効果があるとされています。

拍手の仕方の意味は?

右手を少し引いて拍手する習慣には、陰陽道が影響しているという説があります。
陰陽道では「陽」で、霊(神)を表し、それに対して右手は「陰」で、体(人)を表しているとされています。つまり、両手を合わせることは、右手を下げる背景には、体(人)よりも霊(神)を優先するという「神への敬意」があると考えられています。

 

まとめ

神社に参拝する際にはこのようにいくつかの作法があります。ですが、作法ばかりに気をとられて、心をないがしろにしてしまっては意味がありません。作法とは心ありきのもので、礼儀を尽くそうという気持ちが大切です。これらを忘れずにお参りをしましょう。

 


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