家に帰るとひどくなる花粉症にお悩みの方へ。室内の対策方法を紹介!


 花粉の飛散する屋外からやっと帰宅したのに、家に入ってから花粉症がひどくなるという方も珍しくありません。家の中にはスギもヒノキもないはずなのに、なぜそんなことになるのでしょう?
 こちらの記事では、室内なのに花粉症がひどくなる原因と対処法をまとめました。家に帰るとなぜか花粉症がひどくなるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次
◯室内で花粉症がひどくなるのはなぜ?
・室内で花粉症の症状が出る原因
・室内でも花粉が意外に多い場所は?

◯予防策:まずは室内に花粉を持ち込まない
 1. 花粉の付きにくい衣類を身に着ける
 2.静電気防止スプレーを使用する
 3.部屋へ入る前に衣類の花粉を取り除く
 4.洗濯物は部屋干しする
 5.換気は花粉が少ない夜か早朝に行う

◯対策:侵入してしまった花粉を除去する
 1.部屋を加湿する
 2.拭き掃除で花粉を取り除く
 3.空気清浄機を活用する

◯併せて知っておきたい「正しいお部屋の換気」について

◯室内の花粉対策には「アレルピュア ウォール デザインパッケージ」がおすすめ

◯まとめ

 

 

室内で花粉症がひどくなるのはなぜ?

鼻をかむ女性
 室内で花粉症がひどくなるのは、室内に花粉があるからです。それではなぜ室内に花粉があるのでしょう?
 ここでは、その原因と室内でも花粉が溜まりやすいポイントについて説明していきます。

 

室内で花粉症の症状が出る原因
 室内に花粉が入る込むルートのひとつは、屋外から帰ってきた時の衣服です。
 外出中、空中に漂っている花粉は着ている衣類に付着します。衣類の静電気によって吸着したり、衣服の凹凸に絡みついたりするので、帰宅する頃の衣類には無数の花粉が付着した状態となっています。
 そして室内の湿度は屋外よりも高いため、部屋に入ると静電気でくっついていた花粉は床に落ちます。衣服の凸凹に絡みついていた花粉は、着替えの際に落下します。
 また、外に干した洗濯物にくっついていたり、換気のため開けた窓から入り込んだり、花粉の侵入経路はさまざまです。室内に入りこんだ花粉は、人の動きや空気の流れで舞い上がり部屋中に漂います。その花粉を吸い込んでしまうから、室内でも花粉症に悩まされてしまうのです。

 

 


室内でも花粉が意外に多い場所は?
窓辺
 花粉の侵入ルートが分かったら、室内でも花粉の溜まりやすいゾーンが分かります。部屋の中で花粉が多く集まるのは、次のような場所です。

・玄関
 人が出入りする玄関には、花粉が多く溜まります。

・窓際
 換気の際に花粉が侵入するため、窓際も要注意ポイントです。布製のカーテンには、特にたくさんの花粉が付着します。

・床
 木製なら大丈夫かと思えば、フローリングの床も安心できません。フローリングでは人が歩くたびに落ちた花粉が舞い上がるため、カーペットやラグを敷いておいたほうが良いかもしれません。ただしカーペットやラグにも花粉は溜まるため、小まめに掃除するようにしましょう。

・家具
 家具の中でも布製のものに花粉は多く付着します。ソファやベッドにも花粉が溜まりやすいため、掃除やシーツの交換は小まめに行いましょう。

・家電
 静電気を帯びている電化製品には、ホコリも花粉も付着しやすくなっています。

 室内に入り込んだ花粉を、すっかり取り除くのは困難です。室内での花粉症を軽減するために、まずは予防策を講じてみましょう。

 

 

予防策:まずは室内に花粉を持ち込まない

室内物干し
 ここでは室内に花粉を持ち込まないために、できることを紹介していきます。

1. 花粉の付きにくい衣類を身に着ける
 衣類には、花粉の付きにくいものとそうでないものがあります。最も花粉を付着させやすい衣類は、ウールのセーターです。というのは、ウール素材は静電気を起こしやすい上に、セーターの表面の凹凸に花粉が入り込みやすいからです。
 花粉を室内に持ち込まないためには、静電気を発生させにくく表面が滑らかなコットンやシルクなどの素材の衣類をおすすめします。ナイロンやポリエステルなどは、比較的花粉の付着しにくい素材ではありますが、合わせる服の素材によっては静電気を発生しやすくなるので、注意が必要です。

 

2.静電気防止スプレーを使用する
 静電気防止スプレーを使用するのも効果的です。
 リュックサックやバッグのストラップが擦れる肩周りは静電気が発生しやすいため、外出前に静電気防止スプレーをかけておきましょう。洗濯のできないアウターや帽子などにも使えて便利ですよ。

 

 


3.部屋へ入る前に衣類の花粉を取り除く
 外出から戻ったら、部屋へ入る前に花粉を落としましょう。手で払うだけではなく、ガムテープや衣類用の粘着ローラーを使用すれば効果的に取り除けますよ。
 このとき、帽子やマフラー、髪の毛もしっかり払うことが大切です。花粉を払った手は良く洗ってください。

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4.洗濯物は部屋干しする
 花粉シーズンの洗濯は、部屋干しまたは乾燥機の使用をおすすめします。
 部屋干しをするなら乾燥機能の付いた浴室や日当たりの良い窓の近くが理想的ですが、物干しを置くスペースに困る方もいるでしょう。
 そんな方におすすめなのは、省スペースでありながら天井や窓際に設置できる便利な室内物干しユニットです。花粉シーズンだけでなく、梅雨などの雨の日にも重宝しますよ。

 

5.換気は花粉が少ない夜か早朝に行う
 花粉シーズンの換気は、 花粉の飛散が少ない夜間か早朝に行いましょう。
 昼間から夕方は花粉の飛散が多く、ピークは13~15時とされています。この時間帯に換気をすることは、できるだけ避けた方がいいです。
 夜間や早朝に換気をする場合でも、網戸やカーテンは閉めておきましょう。網戸に貼り付けると花粉の侵入を防いでくれるフィルターや、花粉を吸着する機能のあるカーテンを使用するとさらに安心ですよ。

予防策を講じれば、花粉の侵入はある程度防げます。それでも入り込む花粉を取り除く方法を、次に紹介していきます。

 

 

 

 

対策:侵入してしまった花粉を除去する

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 いつもの掃除の仕方ではなかなか取り除きにくい花粉を、効果的に除去できる方法は次の通りです。

1.部屋を加湿する
 花粉は空中に漂っているため、ただ掃除機やモップで床を掃除するだけでは取り除けません。そのため、まずは空中の花粉を床に落とすことから始めましょう。
 花粉を床に落とすには加湿が効果的で、加湿器を使ったり霧吹きを空中にサッと吹くと、湿度の加えられた花粉は床に落下します。
 ただし、そこですぐに掃除機をかけてしまうと、掃除機の排気で花粉が舞い上がってしまいます。濡れ雑巾やフローリング用のウェットシートで床にも湿気を与えてから、掃除機をかける方法がおすすめです。

 

2.拭き掃除で花粉を取り除く
 花粉の除去に適しているのは、濡れ雑巾やウェットシートなど水分を含んだ物での拭き掃除です。特に、静電気によって花粉の付着しやすい家具や電化製品は、小まめに拭き掃除を行うと効果的です。
 ハタキで叩いたり、乾いた雑巾で拭いたりするのは、せっかく集まっている花粉が舞い上がってしまうので避けましょう。
 しっかり濡らした雑巾やウェットシートなどで、ゆっくりじっくり拭き取ってください。

 

3.空気清浄機を活用する
 室内の花粉を取り除くために、空気清浄機を設置するのも効果的です。その場合は花粉もしっかりキャッチしてくれる、フィルタ
ー性能の高い空気清浄機
を選びましょう。
 設置場所は、玄関や窓際などの花粉の侵入ポイントがおすすめです。

 また、エアコンに花粉吸着機能のあるフィルターを取り付けるという方法もあります。これならエアコンを空気清浄機代わりに使用することができます。

 

 

 

併せて知っておきたい「正しいお部屋の換気」について

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 花粉を部屋に入れたくないがために、花粉シーズンは換気を怠ってしまうかもしれません。
 でも人と家の健康のためには、換気はとても大切です。換気が十分にできていないと、シックハウス症候群がひどくなったり、空中にカビや微生物が発生したりすることがあります。

 「正しいお部屋の換気」についてはこちらの記事にも詳しく紹介しています。換気の大切さを知るために、ぜひチェックしてみてください。
 ▶︎ 換気の適切な回数・時間は?正しい換気方法と換気の効果も紹介


 換気を怠れないとなれば、花粉が室内に入り込むことは避けられません。それなら家の中での花粉症はガマンするしかないのでしょうか?
 そんな悩みを抱える方のために、室内の花粉を抑制してくれる頼れるアイテムを紹介します。

 

 

まとめ

 家の中での花粉症対策としてできることは、花粉を持ち込まないことと、入り込んでしまった花粉を取り除くことです。それでもすべて取り除くことは不可能に近いでしょう。
 ですがアレルピュアを壁に設置すれば、花粉のアレルゲン成分を大幅に低減できます。室内の花粉症対策として、アレルピュアを取り入れてみてはいかがでしょうか?

 


ASTAS
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