今年もそろそろ、お盆休みの日程が気になる時期ではないでしょうか?そこで今回は「2022年版:お盆休みの日程」についてまとめました!合わせて地域別の日程や風習などの違い、お盆期間中にやることなど、お盆についてのあれこれを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
◯2022年(令和4年)のお盆休みはいつ?
◯新のお盆と旧盆の違い
・地域によるお盆期間の違い
1.月遅れの盆(新暦8月)
2.新のお盆(新暦7月)
3.旧盆(旧暦7月)
【豆知識】「新のお盆」と「新盆」の違い
◯「お盆」とは?
【豆知識】「お盆」と「お彼岸」の違い
・お盆の由来
・お盆に行われる風習
1.迎え火/送り火
2.盆提灯
3.精霊馬・精霊牛
4.お盆のお供え
5.お中元
6.盆踊り
7.盆義理 ※遠州地方
・お盆期間中の具体的な流れ
1.前準備
【豆知識】お盆法要のお香典の目安
2.お盆期間中にすること
【豆知識】基本的なお墓参りの作法
3.お盆後の片づけ
◯お盆に行われる行事
・五山送り火
・精霊流し
◯まとめ
◯新のお盆と旧盆の違い
・地域によるお盆期間の違い
1.月遅れの盆(新暦8月)
2.新のお盆(新暦7月)
3.旧盆(旧暦7月)
【豆知識】「新のお盆」と「新盆」の違い
◯「お盆」とは?
【豆知識】「お盆」と「お彼岸」の違い
・お盆の由来
・お盆に行われる風習
1.迎え火/送り火
2.盆提灯
3.精霊馬・精霊牛
4.お盆のお供え
5.お中元
6.盆踊り
7.盆義理 ※遠州地方
・お盆期間中の具体的な流れ
1.前準備
【豆知識】お盆法要のお香典の目安
2.お盆期間中にすること
【豆知識】基本的なお墓参りの作法
3.お盆後の片づけ
◯お盆に行われる行事
・五山送り火
・精霊流し
◯まとめ
◯2022年(令和4年)のお盆休みはいつ?
2022年(令和4年)のお盆休みは、8/13(土)〜8/16(火)の4連休です。
お盆の日程は地域ごとに異なるのですが、「お盆休み」は新暦の8月に取るのが一般的となっています。
※8〜10日と12日に有給などでお休みが取れる場合は、全部で11連休にすることができます!
お盆の日程は地域ごとに異なるのですが、「お盆休み」は新暦の8月に取るのが一般的となっています。
※8〜10日と12日に有給などでお休みが取れる場合は、全部で11連休にすることができます!
新のお盆と旧盆の違い
お盆の期間には「新のお盆」と「旧盆」があり、地域によってお盆の期間が異なります。
元々のお盆は、旧暦(太陰暦)の7/13〜7/15に行われるのが一般的でした。
しかし明治6年から新暦(太陽暦)が採用されると、丸々1ヶ月ずらして8/15前後に行う「月遅れの盆」の地域と、新暦の7/15前後に行う「新のお盆」の地域、旧暦の日付通りに行う「旧盆」の地域に分かれていったのです。
地域によって、お盆期間は大きく3通りに分けられます。
1.月遅れの盆(新暦8月) 8/13〜8/16
日本全体のうち9割の地域では、月遅れの盆(新暦8月)に行われています。そのため、お盆休みもこの時期に合わせて設定されました。
1ヶ月遅らせた理由には諸説ありますが、新暦のお盆(7月中盤)は農繁期にあたり忙しいことや、梅雨時期と被ってしまうことなどが挙げられています。
2.新のお盆(新暦7月) 7/13〜7/16
東京・横浜・静岡など一部の地域では、新暦の7月に行われます。都市部に限定されることから、別名「東京盆」とも言われています。
3.旧盆(旧暦7月) 旧暦7/13〜7/15辺り
沖縄と鹿児島県の奄美地方では、今でも旧暦に則ってお盆を行うため、毎年日程が少しずつ変動します。また他の地域はお盆期間が4日間あるのに比べ、こちらは3日間しかないことも大きな特徴です。
初日を「ウンケー」、2日目を「ナカビ/ナカヌヒ」、最終日を「ウークイ」と呼び、お盆期間の過ごし方や趣もその他の地域とは一味違います。
沖縄の伝統芸能「エイサー」はいわゆる盆踊りで、ウークイの日に演舞されるとのことです。
元々のお盆は、旧暦(太陰暦)の7/13〜7/15に行われるのが一般的でした。
しかし明治6年から新暦(太陽暦)が採用されると、丸々1ヶ月ずらして8/15前後に行う「月遅れの盆」の地域と、新暦の7/15前後に行う「新のお盆」の地域、旧暦の日付通りに行う「旧盆」の地域に分かれていったのです。
地域によるお盆期間の違い
地域によって、お盆期間は大きく3通りに分けられます。
1.月遅れの盆(新暦8月) 8/13〜8/16
日本全体のうち9割の地域では、月遅れの盆(新暦8月)に行われています。そのため、お盆休みもこの時期に合わせて設定されました。
1ヶ月遅らせた理由には諸説ありますが、新暦のお盆(7月中盤)は農繁期にあたり忙しいことや、梅雨時期と被ってしまうことなどが挙げられています。
2.新のお盆(新暦7月) 7/13〜7/16
東京・横浜・静岡など一部の地域では、新暦の7月に行われます。都市部に限定されることから、別名「東京盆」とも言われています。
3.旧盆(旧暦7月) 旧暦7/13〜7/15辺り
沖縄と鹿児島県の奄美地方では、今でも旧暦に則ってお盆を行うため、毎年日程が少しずつ変動します。また他の地域はお盆期間が4日間あるのに比べ、こちらは3日間しかないことも大きな特徴です。
初日を「ウンケー」、2日目を「ナカビ/ナカヌヒ」、最終日を「ウークイ」と呼び、お盆期間の過ごし方や趣もその他の地域とは一味違います。
沖縄の伝統芸能「エイサー」はいわゆる盆踊りで、ウークイの日に演舞されるとのことです。
【豆知識】「新のお盆」と「新盆」の違い
“新のお盆”とは、上記にあるように「東京盆」のことを指します。一方で“新盆”とは、「人が亡くなって四十九日の法要を終えてから初めて迎えるお盆」のことです。
この2つはとてもよく似ている言葉ですが、意味は全く異なるので混同しないように注意してくださいね。
“新のお盆”とは、上記にあるように「東京盆」のことを指します。一方で“新盆”とは、「人が亡くなって四十九日の法要を終えてから初めて迎えるお盆」のことです。
この2つはとてもよく似ている言葉ですが、意味は全く異なるので混同しないように注意してくださいね。
「お盆」とは?
お盆とは、故人やご先祖さまの魂が、あの世(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間とされています。そのためこの期間は、故人が生前過ごした場所(自宅など)で魂をお迎えして、冥福を祈ると共に供養を行う慣わしがあります。
お盆は正式名称を「盂蘭盆会(ウラボンエ)」といい、これはサンスクリット語で逆さ吊りという意味の「ウラバンナ」を漢字に直したもの、つまり「逆さ吊りにされているような苦しみから人を救う法要」という意味があります。
「逆さ吊り」が語源となっている理由は、お釈迦様の弟子の1人である目連尊者(もくれんそんじゃ)にまつわる次のようなお話が由来となっているからです。(諸説あり)
なお日本では推古天皇の頃、606年に初めてお盆が行事として行われたと伝えられています。
お盆期間中には、1年のうちこの時期だけ行われる様々な風習があります。地方や家ごとによって若干異なりますが、ここでは広く行われている風習を紹介していきます。
1.迎え火/送り火
お盆の初日には「迎え火」を、最終日には「送り火」を焚いて、故人やご先祖様の魂を導きます。
「迎え火」は、家の門口や玄関前もしくはお墓で灯します。焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きのお皿にオガラ(麻の茎の皮を剥いだ物)を乗せ、火を付けるのが一般的です。
「送り火」はお墓や玄関前まで故人やご先祖様を案内したあと、黙祷して火を消します。地域によっては「灯籠流し」などで川に流すこともあります。
盆提灯とは、盆棚やお仏壇などに飾る提灯です。ご先祖様の魂が帰ってくるときの目印として、盆棚の左右に1つずつ、合計2つ飾るのが一般的です。
なお通常時は柄入りのものを用意しますが、初盆の時だけは「故人が迷わないように」という意味を込めて、より目立つ白提灯を飾ります。この白提灯は、お盆期間が終わったら速やかに処分するのが良いとされています。
精霊馬や精霊牛は、故人やご先祖さまの魂が、あの世とこの世を往来する際の乗り物のことです。きゅうりで作った馬を「精霊馬」、ナスで作った牛を「精霊牛」といいます。
お盆期間にこの世へ戻ってくる時は足の速い「精霊馬」を、あの世へお帰りの時はゆっくり帰れるように「精霊牛」をという気持ちが込められています。
お盆のお供えは、故人が生前好きだったものを選びましょう。品物自体に細かい決まりはないのですが、お供物の基本として「御供(ごく)」=「お香・お花・ろうそく・お水・食べ物」に従って用意する慣習があります。
ちなみにお盆法要などで参列者からお供物(食べ物)を頂いたときには、すぐ食べられる状態にしてお供えするのがマナーです。例えばお菓子なら小包装で、フルーツなら皮をむいたりカットしてからお供えしましょう。
お中元とは上半期の区切りに、お世話になった人へ贈り物をする日本の風習です。
お中元とお盆は一見すると無関係なように感じますが、かつてはお盆の時期に親族や友人宅を訪ねて贈り物をする「盆礼」という習慣から、徐々に現在のお中元になったとされています。
夏の風物詩である盆踊りには、死者を供養するという意味が込められてます。
盆踊りの始まりについては諸説ありますが、空也上人の「踊念仏」を由来とする説が有名です。その歴史は平安時代にまで遡ることから、何百年も昔から代々日本で行われてきたことが伺えますね。
静岡県浜松市などの遠州地方では、“新盆”を迎える喪家のところへお香典を持ってお悔やみに行く「盆義理」という慣習があります。喪家では祭壇を飾り、盆義理に来てくれた方への返礼品も用意するそうです。
ここからは、お盆期間にすることを時系列順に確認していきましょう。
こちらもお盆期間と同じく地域によって異なる部分がありますが、全国的に広く行われていることに絞って紹介します。
お盆の行われる月(7月または8月)の1日は「釜蓋朔日(かまぶたついたち)」といわれ、「地獄の釜の蓋が開くとき」つまりお盆の始まりだと考えられています。
この日から少しずつ仏壇周りの掃除や提灯の準備などをして、お盆期間に備えておきます。
[ 13日 ]
夕方に迎え火を焚き、故人やご先祖さまをお迎えします。この日にお墓参りをするのが一般的ですが特に決まりはなく、家や地域ごとに異なります。
お盆期間中、ご先祖様は精霊棚(盆棚)に滞在されると考えられているため、故人の好きだった食べ物や甘味などをお供えしましょう。
[ 16日 ]
最終日は午前中までご先祖さまの魂が居るとされているので、朝はお供えをします。そして夕方になったら、送り火を焚いてあの世へと送り出します。
3.お盆後の片づけ
お盆で使った提灯などは、送り火が終わったらすぐに片付けてしまいましょう。ただし、送り火が遅い時間になってしまった場合は、次の日の朝に回しても構いません。
【豆知識】「お盆」と「お彼岸」の違い
お墓参りをする日本の行事として、「お盆」のほかに「お彼岸」もありますよね。この2つは一見似ていますが、実は以下のような違いがあります。
お盆は年に1度、夏に行います。精霊棚を飾ったり、迎え火や送り火を焚くなどして、故人・ご先祖の魂を供養します。
一方でお彼岸は年に2度ほど(春/秋)あり、仏教徒として正しく過ごすとともに、先祖に想いを馳せる期間とされています。具体的には仏壇や仏具の掃除を行ったり、お墓参りをします。
お墓参りをする日本の行事として、「お盆」のほかに「お彼岸」もありますよね。この2つは一見似ていますが、実は以下のような違いがあります。
お盆は年に1度、夏に行います。精霊棚を飾ったり、迎え火や送り火を焚くなどして、故人・ご先祖の魂を供養します。
一方でお彼岸は年に2度ほど(春/秋)あり、仏教徒として正しく過ごすとともに、先祖に想いを馳せる期間とされています。具体的には仏壇や仏具の掃除を行ったり、お墓参りをします。
お盆の由来
お盆は正式名称を「盂蘭盆会(ウラボンエ)」といい、これはサンスクリット語で逆さ吊りという意味の「ウラバンナ」を漢字に直したもの、つまり「逆さ吊りにされているような苦しみから人を救う法要」という意味があります。
「逆さ吊り」が語源となっている理由は、お釈迦様の弟子の1人である目連尊者(もくれんそんじゃ)にまつわる次のようなお話が由来となっているからです。(諸説あり)
目連尊者はある日、神通力によって、亡き母が餓鬼道に落ちて逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。そこでお釈迦様にどうやったら母を救えるか相談したところ、お釈迦様は「夏の修行が終わった7月15日に僧侶を招き、多くの供物を捧げて供養すれば母を救うことができる」とおっしゃいました。そこで目連尊者がその通りにしたところ、その功徳により母は極楽浄土を遂げることができました。
この出来事以来、旧暦の7月15日は父母やご先祖様に報恩感謝を捧げ、供養をする大切な日になったのです。
なお日本では推古天皇の頃、606年に初めてお盆が行事として行われたと伝えられています。
お盆に行われる風習
お盆期間中には、1年のうちこの時期だけ行われる様々な風習があります。地方や家ごとによって若干異なりますが、ここでは広く行われている風習を紹介していきます。
1.迎え火/送り火
お盆の初日には「迎え火」を、最終日には「送り火」を焚いて、故人やご先祖様の魂を導きます。
「迎え火」は、家の門口や玄関前もしくはお墓で灯します。焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きのお皿にオガラ(麻の茎の皮を剥いだ物)を乗せ、火を付けるのが一般的です。
「送り火」はお墓や玄関前まで故人やご先祖様を案内したあと、黙祷して火を消します。地域によっては「灯籠流し」などで川に流すこともあります。
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2.盆提灯
盆提灯とは、盆棚やお仏壇などに飾る提灯です。ご先祖様の魂が帰ってくるときの目印として、盆棚の左右に1つずつ、合計2つ飾るのが一般的です。
なお通常時は柄入りのものを用意しますが、初盆の時だけは「故人が迷わないように」という意味を込めて、より目立つ白提灯を飾ります。この白提灯は、お盆期間が終わったら速やかに処分するのが良いとされています。
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3.精霊馬・精霊牛
精霊馬や精霊牛は、故人やご先祖さまの魂が、あの世とこの世を往来する際の乗り物のことです。きゅうりで作った馬を「精霊馬」、ナスで作った牛を「精霊牛」といいます。
お盆期間にこの世へ戻ってくる時は足の速い「精霊馬」を、あの世へお帰りの時はゆっくり帰れるように「精霊牛」をという気持ちが込められています。
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4.お盆のお供え
お盆のお供えは、故人が生前好きだったものを選びましょう。品物自体に細かい決まりはないのですが、お供物の基本として「御供(ごく)」=「お香・お花・ろうそく・お水・食べ物」に従って用意する慣習があります。
ちなみにお盆法要などで参列者からお供物(食べ物)を頂いたときには、すぐ食べられる状態にしてお供えするのがマナーです。例えばお菓子なら小包装で、フルーツなら皮をむいたりカットしてからお供えしましょう。
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5.お中元
お中元とは上半期の区切りに、お世話になった人へ贈り物をする日本の風習です。
お中元とお盆は一見すると無関係なように感じますが、かつてはお盆の時期に親族や友人宅を訪ねて贈り物をする「盆礼」という習慣から、徐々に現在のお中元になったとされています。
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6.盆踊り
夏の風物詩である盆踊りには、死者を供養するという意味が込められてます。
盆踊りの始まりについては諸説ありますが、空也上人の「踊念仏」を由来とする説が有名です。その歴史は平安時代にまで遡ることから、何百年も昔から代々日本で行われてきたことが伺えますね。
7.盆義理(※遠州地方)
静岡県浜松市などの遠州地方では、“新盆”を迎える喪家のところへお香典を持ってお悔やみに行く「盆義理」という慣習があります。喪家では祭壇を飾り、盆義理に来てくれた方への返礼品も用意するそうです。
お盆期間中の具体的な流れ
ここからは、お盆期間にすることを時系列順に確認していきましょう。
こちらもお盆期間と同じく地域によって異なる部分がありますが、全国的に広く行われていることに絞って紹介します。
1.前準備
お盆の行われる月(7月または8月)の1日は「釜蓋朔日(かまぶたついたち)」といわれ、「地獄の釜の蓋が開くとき」つまりお盆の始まりだと考えられています。
この日から少しずつ仏壇周りの掃除や提灯の準備などをして、お盆期間に備えておきます。
【豆知識】お盆法要のお香典の目安
お盆法要に向かう際は、お香典を持参しましょう。金額の相場は5,000円〜1万円ほどで、お葬式の香典と同額程度が目安とされています。
ちなみに、お香典の表書は「御仏前」または「御供物料」です。
お盆法要に向かう際は、お香典を持参しましょう。金額の相場は5,000円〜1万円ほどで、お葬式の香典と同額程度が目安とされています。
ちなみに、お香典の表書は「御仏前」または「御供物料」です。
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2.お盆期間中にすること
[ 13日 ]
夕方に迎え火を焚き、故人やご先祖さまをお迎えします。この日にお墓参りをするのが一般的ですが特に決まりはなく、家や地域ごとに異なります。
【豆知識】基本的なお墓参りの作法
宗教や宗派によって異なりますが、基本的に以下の手順で行います。
①お墓の前で合掌
②お墓の掃除
③打ち水でお墓を清める
④お供えをする
⑤お線香をあげ合掌
⑥片付け
宗教や宗派によって異なりますが、基本的に以下の手順で行います。
①お墓の前で合掌
②お墓の掃除
③打ち水でお墓を清める
④お供えをする
⑤お線香をあげ合掌
⑥片付け
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[ 14、15日 ]
お盆期間中、ご先祖様は精霊棚(盆棚)に滞在されると考えられているため、故人の好きだった食べ物や甘味などをお供えしましょう。
[ 16日 ]
最終日は午前中までご先祖さまの魂が居るとされているので、朝はお供えをします。そして夕方になったら、送り火を焚いてあの世へと送り出します。
3.お盆後の片づけ
お盆で使った提灯などは、送り火が終わったらすぐに片付けてしまいましょう。ただし、送り火が遅い時間になってしまった場合は、次の日の朝に回しても構いません。
お盆に行われる行事
お盆期間中には、全国で盆踊りをはじめとした様々な行事や祭りが行われます。ここでは特に有名なものを2つピックアップしました。
五山送り火(ござんおくりび)は毎年8月16日に京都府で行われる、東山如意ヶ嶽、松ヶ崎西山・東山、西賀茂船山、大北山、曼荼羅山の5つの山で行われる大々的な送り火のことです。
「お精霊(しょらい)さん」と呼ばれるお盆の精霊をおくるための伝統行事で、別名を「大文字」とも呼ばれています。
精霊流し(しょうりょうながし)は毎年8月15日に長崎県で行われる、故人の魂を極楽浄土へ送り出す伝統行事です。
「流し」とありますが、川に何かを流すのではなく、初盆を迎えた遺族が大きな精霊船を引いて、町中を練り歩きます。その際に「ドーイドーイ」という掛け声とともに鐘を打ち鳴らしたり、大量の爆竹を鳴らすので、大変賑やかな祭りとして有名です。
地五山送り火
五山送り火(ござんおくりび)は毎年8月16日に京都府で行われる、東山如意ヶ嶽、松ヶ崎西山・東山、西賀茂船山、大北山、曼荼羅山の5つの山で行われる大々的な送り火のことです。
「お精霊(しょらい)さん」と呼ばれるお盆の精霊をおくるための伝統行事で、別名を「大文字」とも呼ばれています。
精霊流し
精霊流し(しょうりょうながし)は毎年8月15日に長崎県で行われる、故人の魂を極楽浄土へ送り出す伝統行事です。
「流し」とありますが、川に何かを流すのではなく、初盆を迎えた遺族が大きな精霊船を引いて、町中を練り歩きます。その際に「ドーイドーイ」という掛け声とともに鐘を打ち鳴らしたり、大量の爆竹を鳴らすので、大変賑やかな祭りとして有名です。
まとめ
子供の頃から何度も過ごしてきたお盆ですが、意外と知らないことも多かったのではないでしょうか。それぞれの風習についてきちんと意味を知っていると、よりお盆の期間を大切に過ごすことができますよ。
年に一度のお盆は、ぜひ大切な故人やご先祖様のことを想いながら過ごしてみてください。
年に一度のお盆は、ぜひ大切な故人やご先祖様のことを想いながら過ごしてみてください。