「きちんと掃除をしているつもりなのに、なんだかカビ臭い」「いつの間にかカビが生えてしまった」という経験はありませんか?
特に、梅雨時期はカビが繁殖する条件が揃っているので、あっという間に大量発生することも少なくありません。カビを放っておくと体調不良の原因にもなるので、おうち時間が増えている今だからこそ気をつけましょう。
そこで今回は「カビ」について、その性質や部屋別の対策方法、さらにカビが生えてしまった場合の除去方法やお役立ちアイテムも紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
目次
◯「カビ」について
・そもそも「カビ」ってなに?
・カビが体に及ぼす悪影響
・カビが発生しやすい3つの条件
1.温度
2.湿度
3.栄養
◯カビ対策の基本を押さえよう
・梅雨時期は湿度に注意!
・カビ対策のポイントは「除湿」「換気」「掃除」の徹底
1.湿度を60%以下にキープする
【豆知識:除湿剤の種類】これだけ四角で囲む
2.小まめに換気して空気を循環させる
3.日々の掃除を欠かさず行う
4.家具や衣類などの配置を工夫する
・部屋の中に「調湿建材」を取り入れる
◯部屋別のおすすめカビ対策
・浴室
・トイレ
・キッチン
・リビング
【和室の場合】
・寝室
【布団の場合】
【ベッド(マットレス)の場合】
・クローゼット/押し入れ/下駄箱
・窓ぎわ
◯カビが生えてしまったら…
・市販の商品で掃除をするときは「置き時間」を大切に
・掃除機はNG!
・カビ取りに効果的なアイテム
1.カビ取り剤/漂白剤
2.消毒用アルコール
◯まとめ
・そもそも「カビ」ってなに?
・カビが体に及ぼす悪影響
・カビが発生しやすい3つの条件
1.温度
2.湿度
3.栄養
◯カビ対策の基本を押さえよう
・梅雨時期は湿度に注意!
・カビ対策のポイントは「除湿」「換気」「掃除」の徹底
1.湿度を60%以下にキープする
【豆知識:除湿剤の種類】これだけ四角で囲む
2.小まめに換気して空気を循環させる
3.日々の掃除を欠かさず行う
4.家具や衣類などの配置を工夫する
・部屋の中に「調湿建材」を取り入れる
◯部屋別のおすすめカビ対策
・浴室
・トイレ
・キッチン
・リビング
【和室の場合】
・寝室
【布団の場合】
【ベッド(マットレス)の場合】
・クローゼット/押し入れ/下駄箱
・窓ぎわ
◯カビが生えてしまったら…
・市販の商品で掃除をするときは「置き時間」を大切に
・掃除機はNG!
・カビ取りに効果的なアイテム
1.カビ取り剤/漂白剤
2.消毒用アルコール
◯まとめ
「カビ」について
まずは「カビ」という生き物について、その性質や繁殖方法、発生条件などの基本情報を確認していきましょう。
カビとは微生物群の一種で、菌の仲間です。別名「真菌」とも呼ばれ、同じ仲間には酵母やキノコなど、人類に有益なものも含まれます。
カビの体は「菌糸」と呼ばれる糸状の細胞で構成されています。その菌糸から栄養や水分を取り込みつつ成長していき、やがて十分成熟すると胞子を飛ばして子孫を増やします。
カビは発生した場所を劣化・腐敗させると同時に、独特の臭い(カビ臭い)を出します。さらに人体にも悪影響を及ぼすため、できるだけ家の中で繁殖させないことが大切です。
室内のカビには様々な種類がありますが、あらゆる場所に発生する「黒カビ」と、白くふわふわした「白カビ」の2つがよく見られます。
カビは常に空気中を漂っているので、少量吸い込むだけなら特に問題ありません。しかし大量の胞子を吸い込んだり、カビの生えた食べ物を食べたりすると、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を引き起こす恐れがあります。また、カビ・ダニなどのハウスダストが原因となって発症する「シックハウス症候群」にかかる可能性も考えられます。
※ダニはカビを食べて成長するので、カビを予防することで自然とダニの繁殖も防ぐことができます。
カビは「温度」「湿度」「栄養」の3つの条件が揃ったときに発生しやすいと言われています。
カビが最も活動しやすい気温は25℃ですが、5℃〜35℃の間でも成長します。これは人間にとっても快適な温度で、家であれば常にこの温度を保っていると言っても過言ではありません。
2.湿度
一般的なカビの発生条件は、湿度80%以上です。湿度80%以上といってもカビは空気中の水蒸気によって発生するわけではなく、 付着した場所の表面の水分を使って発生するんです。お風呂やキッチンなど、水回りにカビが多くなるのもそのせいです。
3.栄養
カビの栄養となるものは、タンパク質・脂質・油脂などの有機物です。具体的には皮脂汚れ、ほこり、食べこぼし、生ゴミ、垢、ダニの死骸、石鹸カスなどが当てはまります。つまり、人が「汚い」と思うものはほぼ全てカビの栄養になるんです。
そもそも「カビ」ってなに?
カビとは微生物群の一種で、菌の仲間です。別名「真菌」とも呼ばれ、同じ仲間には酵母やキノコなど、人類に有益なものも含まれます。
カビの体は「菌糸」と呼ばれる糸状の細胞で構成されています。その菌糸から栄養や水分を取り込みつつ成長していき、やがて十分成熟すると胞子を飛ばして子孫を増やします。
カビは発生した場所を劣化・腐敗させると同時に、独特の臭い(カビ臭い)を出します。さらに人体にも悪影響を及ぼすため、できるだけ家の中で繁殖させないことが大切です。
室内のカビには様々な種類がありますが、あらゆる場所に発生する「黒カビ」と、白くふわふわした「白カビ」の2つがよく見られます。
カビが体に及ぼす悪影響
カビは常に空気中を漂っているので、少量吸い込むだけなら特に問題ありません。しかし大量の胞子を吸い込んだり、カビの生えた食べ物を食べたりすると、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を引き起こす恐れがあります。また、カビ・ダニなどのハウスダストが原因となって発症する「シックハウス症候群」にかかる可能性も考えられます。
※ダニはカビを食べて成長するので、カビを予防することで自然とダニの繁殖も防ぐことができます。
カビが発生しやすい3つの条件
カビは「温度」「湿度」「栄養」の3つの条件が揃ったときに発生しやすいと言われています。
1.温度
カビが最も活動しやすい気温は25℃ですが、5℃〜35℃の間でも成長します。これは人間にとっても快適な温度で、家であれば常にこの温度を保っていると言っても過言ではありません。
2.湿度
一般的なカビの発生条件は、湿度80%以上です。湿度80%以上といってもカビは空気中の水蒸気によって発生するわけではなく、 付着した場所の表面の水分を使って発生するんです。お風呂やキッチンなど、水回りにカビが多くなるのもそのせいです。
3.栄養
カビの栄養となるものは、タンパク質・脂質・油脂などの有機物です。具体的には皮脂汚れ、ほこり、食べこぼし、生ゴミ、垢、ダニの死骸、石鹸カスなどが当てはまります。つまり、人が「汚い」と思うものはほぼ全てカビの栄養になるんです。
カビ対策の基本を押さえよう
ここからは具体的な「カビ対策」について、基本的な方法から部屋別の対策まで細かく解説していきます。
カビは一年中発生する可能性がありますが、特に梅雨(6〜7月ごろ)は湿気が多いため、他の時期に比べて簡単に繁殖してしまいます。そのため、この時期はいつもより入念に湿度対策を行う必要があります。
※カビが生えやすい場所:浴室やキッチンなどの水回り、収納スペース、寝室、家具の裏、窓際など…
どの部屋にも共通するカビ対策方法として、「除湿」「換気」「掃除」の3つがあります。これらを徹底して行うことで、カビの活動や繁殖を抑えることができます。
カビは「湿度65%以下では活動できない」という性質を持つので、常に湿度を60%前後に保つことがとても大切です。人間は湿度40〜60%ぐらいだと快適に感じるので、その湿度を保つようにしましょう。
エアコンのドライ機能や、除湿器、換気扇、除湿剤などを活用するのがおすすめです。
※エアコンを長期間使っていないと、内部にカビが発生していることがあります。久しぶりに使う場合は必ずカビの有無をチェックして、できればエアコン内部を掃除してから使用しましょう。
カビ対策で最も効果的なのは、「窓を開けること」です。天気の良い日は窓を開けて、室内に新鮮な空気を循環させるよう意識しましょう。
また、クローゼットや押し入れなどの密閉空間は特に湿気がたまりやすいので注意が必要です。たまに扉を開けっぱなしにして、意識的に空気を入れ替えてみてください。
3.日々の掃除を欠かさず行う
カビの栄養源となるホコリや皮脂などは、普段の生活で必ず溜まっていくものばかりです。そのため、毎日のこまめな掃除が非常に有効なカビ対策になります。
細かなホコリやゴミは掃除機だけでは吸い取れないことが多いので、仕上げに拭き掃除を行うのがおすすめです。
また、水回りの使用後に水滴を拭き取る習慣をつけると、きれいな状態を保ちやすくなりますよ。
家具と壁が密着している部分にはとても湿気が溜まりやすいので、家具と壁は5cmくらいの隙間を開けるようにして配置しましょう。
また、クローゼットは衣類同士が密着しないよう空間を開けることで、簡単なカビ対策ができますよ。
湿度を調節できるエコカラットプラスなどの「調湿建材」を取り入れるのもおすすめです!湿度が高いときは水分を吸収し、乾燥しているときは水分を放出してくれるので、一年中快適な空間を作り出してくれます。お部屋の壁に貼る以外にも、クローゼットや靴箱に置いたりといった使い方もできます。
また、エコカラットは消臭効果もあるので、生活臭などを軽減する効果もあります。寝室・リビング・玄関などに最適ですよ。
梅雨時期は湿度に注意!
カビは一年中発生する可能性がありますが、特に梅雨(6〜7月ごろ)は湿気が多いため、他の時期に比べて簡単に繁殖してしまいます。そのため、この時期はいつもより入念に湿度対策を行う必要があります。
※カビが生えやすい場所:浴室やキッチンなどの水回り、収納スペース、寝室、家具の裏、窓際など…
カビ対策のポイントは「除湿」「換気」「掃除」の徹底
どの部屋にも共通するカビ対策方法として、「除湿」「換気」「掃除」の3つがあります。これらを徹底して行うことで、カビの活動や繁殖を抑えることができます。
1.湿度を60%以下にキープする
カビは「湿度65%以下では活動できない」という性質を持つので、常に湿度を60%前後に保つことがとても大切です。人間は湿度40〜60%ぐらいだと快適に感じるので、その湿度を保つようにしましょう。
エアコンのドライ機能や、除湿器、換気扇、除湿剤などを活用するのがおすすめです。
※エアコンを長期間使っていないと、内部にカビが発生していることがあります。久しぶりに使う場合は必ずカビの有無をチェックして、できればエアコン内部を掃除してから使用しましょう。
【豆知識:除湿剤の種類】
・塩化カルシウム
最もポピュラーな除湿剤で、薬剤の約3〜4倍の水分を吸収することができます。比較的広めの場所に置く「置き型タイプ」と、狭い場所にも置ける「シートタイプ」があります。
・シリカゲル
塩化カルシウムより除湿効果は弱いですが、天日干しして乾燥させることで繰り返し使用可能という特徴を持っています。靴の中や布団の下などの除湿に最適ですよ。
・塩化カルシウム
最もポピュラーな除湿剤で、薬剤の約3〜4倍の水分を吸収することができます。比較的広めの場所に置く「置き型タイプ」と、狭い場所にも置ける「シートタイプ」があります。
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・シリカゲル
塩化カルシウムより除湿効果は弱いですが、天日干しして乾燥させることで繰り返し使用可能という特徴を持っています。靴の中や布団の下などの除湿に最適ですよ。
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2.小まめに換気して空気を循環させる
カビ対策で最も効果的なのは、「窓を開けること」です。天気の良い日は窓を開けて、室内に新鮮な空気を循環させるよう意識しましょう。
また、クローゼットや押し入れなどの密閉空間は特に湿気がたまりやすいので注意が必要です。たまに扉を開けっぱなしにして、意識的に空気を入れ替えてみてください。
3.日々の掃除を欠かさず行う
カビの栄養源となるホコリや皮脂などは、普段の生活で必ず溜まっていくものばかりです。そのため、毎日のこまめな掃除が非常に有効なカビ対策になります。
細かなホコリやゴミは掃除機だけでは吸い取れないことが多いので、仕上げに拭き掃除を行うのがおすすめです。
また、水回りの使用後に水滴を拭き取る習慣をつけると、きれいな状態を保ちやすくなりますよ。
4.家具や衣類などの配置を工夫する
家具と壁が密着している部分にはとても湿気が溜まりやすいので、家具と壁は5cmくらいの隙間を開けるようにして配置しましょう。
また、クローゼットは衣類同士が密着しないよう空間を開けることで、簡単なカビ対策ができますよ。
部屋の中に「調湿建材」を取り入れる
湿度を調節できるエコカラットプラスなどの「調湿建材」を取り入れるのもおすすめです!湿度が高いときは水分を吸収し、乾燥しているときは水分を放出してくれるので、一年中快適な空間を作り出してくれます。お部屋の壁に貼る以外にも、クローゼットや靴箱に置いたりといった使い方もできます。
また、エコカラットは消臭効果もあるので、生活臭などを軽減する効果もあります。寝室・リビング・玄関などに最適ですよ。
部屋別のおすすめカビ対策
ここからは、部屋別の有効なカビ対策方法を紹介していきます。
お風呂のカビ対策は、入浴後のひと手間が非常に大切です。入浴後は浴室全体に水滴が付いているので、乾拭きしたあと24時間換気を回すようにしましょう。換気時は、扉をきっちりと閉めてください。
浴室乾燥付きであれば、お風呂上がり後の1時間だけ「乾燥」をして、その後「換気」にするのが有効ですよ。
トイレ
トイレは湿度が高いので、かなりカビが発生しやすい場所です。常に換気扇を回したり、窓があればそこから空気を入れ替えたりして、湿気を籠らせないように気をつけましょう。
また、排泄物の汚れもカビの栄養になるので、なるべく毎日掃除をするのが理想です。掃除の際は便器やマットだけでなく、壁の拭き掃除もするとより効果的です。
キッチン
キッチン周りで特に注意したいのは、三角コーナー/スポンジラック/排水口のゴミ受け/ふきんなど、水分を多く含む場所です。
三角コーナーや排水溝のゴミ受けは、2日に1回ぐらいの頻度で塩素系カビ取り剤を使ってケアしましょう。スポンジはよく水気を切り、ふきんは頻繁に取り替えるか、使い捨てのものを使うのがおすすめです。
またキッチンの床やコンロ周り、電子レンジなどの調理家電などもこまめに掃除して、食材のカスを放置しないことが大切ですよ。
リビング
リビングでは除湿器やエアコンのドライ機能、扇風機などを活用するのがおすすめです。また天気の良い日は窓を開けて、しっかりと空気の入れ替えを行うようにしましょう。
特に「家具の下」や「家具と壁が密接している場所」にはカビが発生しやすいので、除湿機や扇風機の配置を工夫しましょう。
【和室の場合】
畳は新しいものの方がよく湿気を吸い取るので、カビが生えやすいという特徴があります。そのため新しいものほど丁寧なケアが必要です。
予防としてはよく換気をし、湿気を籠らせないのが1番確実です。また布団などを畳の上に置きっぱなしにしておくと、非常にカビが生えやすくなります。畳の上にはできるだけ物を置かず、用事が済んだらすぐに片付ける習慣をつけましょう。
掃除をするときは、アルコールで除菌するとより効果的です。
寝室
寝室は乾燥させすぎると、寝ている間に喉を痛める可能性があるので、カビ対策が比較的難しい場所だといわれています。そのため除湿に力を入れるというよりは、換気して空気を循環させるのが得策です。
昼間は窓を開けて換気をし、夜に窓の代わりに部屋の扉を開けておきましょう。扉を閉めて寝たいのであれば、除湿機能付き空気清浄機などを利用してみてください。 また天井に向けて扇風機を回すと、湿気が溜まらない上に風を直接浴びずに体感温度を下げることができますよ。
【布団の場合】
人間は一晩でコップ一杯分の汗をかくといわれています。そのため布団を床に敷きっぱなしにしているとすぐに湿気がたまり、カビが繁殖してしまうので注意が必要です。
布団で寝た後は必ず畳むようにしましょう。ただし、すぐには畳まずに、篭っている湿気をある程度乾かしてから畳むようにしてください。寝る際は布団と床の間にバスタオルや新聞紙を敷くなど工夫して、湿気を取り除きましょう。
【ベッド(マットレス)の場合】
マットレスは2週間に1回くらいの頻度で壁などに立てかけて風を通し、中に溜まっている水分を逃すことでカビを予防できます。
水分はどんどん下へ降りていくので、ベッド下に空間がない状態だとカビが生えやすいです。ベッド下にたくさんのものを収納している場合は、整理して空間を作りましょう。
クローゼット/押し入れ/下駄箱
収納スペースは基本的に閉め切っている時間が長いため、湿度がこもりやすくなっています。
晴れた日には扉を開けっぱなしにして、数時間ほど換気をしてください。また、こういった場所にはホコリも溜まりやすいので、こまめな掃除が必要です。
モノが多すぎるとカビやダニが繁殖しやすくなるので、ゆとりを持って収納し、除湿剤も忘れずに活用しましょう。
窓ぎわ
気温が低くなりがちな北側の窓は結露しやすく、水滴を放置しておくとカビの温床になってしまいます。さらにカーテンや周囲の壁にも広がってしまう可能性もあるので、結露したら必ず水滴を拭き取りましょう。
浴室
お風呂のカビ対策は、入浴後のひと手間が非常に大切です。入浴後は浴室全体に水滴が付いているので、乾拭きしたあと24時間換気を回すようにしましょう。換気時は、扉をきっちりと閉めてください。
浴室乾燥付きであれば、お風呂上がり後の1時間だけ「乾燥」をして、その後「換気」にするのが有効ですよ。
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トイレ
トイレは湿度が高いので、かなりカビが発生しやすい場所です。常に換気扇を回したり、窓があればそこから空気を入れ替えたりして、湿気を籠らせないように気をつけましょう。
また、排泄物の汚れもカビの栄養になるので、なるべく毎日掃除をするのが理想です。掃除の際は便器やマットだけでなく、壁の拭き掃除もするとより効果的です。
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キッチン
キッチン周りで特に注意したいのは、三角コーナー/スポンジラック/排水口のゴミ受け/ふきんなど、水分を多く含む場所です。
三角コーナーや排水溝のゴミ受けは、2日に1回ぐらいの頻度で塩素系カビ取り剤を使ってケアしましょう。スポンジはよく水気を切り、ふきんは頻繁に取り替えるか、使い捨てのものを使うのがおすすめです。
またキッチンの床やコンロ周り、電子レンジなどの調理家電などもこまめに掃除して、食材のカスを放置しないことが大切ですよ。
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リビング
リビングでは除湿器やエアコンのドライ機能、扇風機などを活用するのがおすすめです。また天気の良い日は窓を開けて、しっかりと空気の入れ替えを行うようにしましょう。
特に「家具の下」や「家具と壁が密接している場所」にはカビが発生しやすいので、除湿機や扇風機の配置を工夫しましょう。
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【和室の場合】
畳は新しいものの方がよく湿気を吸い取るので、カビが生えやすいという特徴があります。そのため新しいものほど丁寧なケアが必要です。
予防としてはよく換気をし、湿気を籠らせないのが1番確実です。また布団などを畳の上に置きっぱなしにしておくと、非常にカビが生えやすくなります。畳の上にはできるだけ物を置かず、用事が済んだらすぐに片付ける習慣をつけましょう。
掃除をするときは、アルコールで除菌するとより効果的です。
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寝室
寝室は乾燥させすぎると、寝ている間に喉を痛める可能性があるので、カビ対策が比較的難しい場所だといわれています。そのため除湿に力を入れるというよりは、換気して空気を循環させるのが得策です。
昼間は窓を開けて換気をし、夜に窓の代わりに部屋の扉を開けておきましょう。扉を閉めて寝たいのであれば、除湿機能付き空気清浄機などを利用してみてください。 また天井に向けて扇風機を回すと、湿気が溜まらない上に風を直接浴びずに体感温度を下げることができますよ。
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【布団の場合】
人間は一晩でコップ一杯分の汗をかくといわれています。そのため布団を床に敷きっぱなしにしているとすぐに湿気がたまり、カビが繁殖してしまうので注意が必要です。
布団で寝た後は必ず畳むようにしましょう。ただし、すぐには畳まずに、篭っている湿気をある程度乾かしてから畳むようにしてください。寝る際は布団と床の間にバスタオルや新聞紙を敷くなど工夫して、湿気を取り除きましょう。
【ベッド(マットレス)の場合】
マットレスは2週間に1回くらいの頻度で壁などに立てかけて風を通し、中に溜まっている水分を逃すことでカビを予防できます。
水分はどんどん下へ降りていくので、ベッド下に空間がない状態だとカビが生えやすいです。ベッド下にたくさんのものを収納している場合は、整理して空間を作りましょう。
クローゼット/押し入れ/下駄箱
収納スペースは基本的に閉め切っている時間が長いため、湿度がこもりやすくなっています。
晴れた日には扉を開けっぱなしにして、数時間ほど換気をしてください。また、こういった場所にはホコリも溜まりやすいので、こまめな掃除が必要です。
モノが多すぎるとカビやダニが繁殖しやすくなるので、ゆとりを持って収納し、除湿剤も忘れずに活用しましょう。
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窓ぎわ
気温が低くなりがちな北側の窓は結露しやすく、水滴を放置しておくとカビの温床になってしまいます。さらにカーテンや周囲の壁にも広がってしまう可能性もあるので、結露したら必ず水滴を拭き取りましょう。
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カビが生えてしまったら…
ここからは、カビが生えてしまった場合の対処について解説します。部屋の中にカビを見つけたら、結構ショックですよね。でも深くまで侵略されていなければ、自分で撃退することも可能です!効果的な方法や注意点を良く確認してから、カビ掃除を始めてください。
お店で売っているカビ取り剤や漂白剤を使う場合は、吹きつけた後に「しばらく置く」ことでより高い効果を期待できます。具体的には最低30分、できれば2時間くらい放置しておくのが理想です。このとき溶剤が流れないように、ラップやキッチンペーパーを被せると良いですよ。
※吹き付けてすぐに擦るだけでも汚れは取れるのですが、カビを根絶できているわけではありません。しっかり溶液を染み込ませることで、カビの再発生・再繁殖を予防できます。
掃除機はNG!
カビを掃除機で吸い込むと、結果的にカビ入りの空気をばら撒くことになってしまいます。健康を害する原因にもなるので、カビを掃除機で処理するのは避けましょう。
もし使用する場合は、あらかじめアルコール除菌をしてから掃除機を使うことをおすすめします。
カビ取りに効果的なアイテム
市販のカビ取り剤にはいくつかの種類があります。これらを掃除場所の材質などによって、適切に使い分けることが大切です。
1.カビ取り剤/漂白剤 カビ取り剤や漂白剤は殺菌効果が高い分、取り扱いには注意が必要です。掃除の際には必ず換気をし、マスクやゴム手袋を装着して行ってください。また、天井や壁を掃除するときは直接吹き付けずに、溶剤を染み込ませたスポンジを使うとより安全です。
【注意!】カビ取り剤を酸性洗剤と混ぜると、体に悪影響を及ぼす塩素ガスが発生するため大変危険です。「まぜるな危険」と表示のある酸性洗剤とは絶対に一緒に使ってはいけません。
2.消毒用アルコール
消毒用アルコールはカビ取り剤や漂白剤より殺菌効果は弱い一方、畳や木製家具などの自然素材を傷つけることなく使用することができます。またアルコールは体に安全な物質なので、子供が利用する場所の掃除にも向いています。和室や下駄箱、床、家具のほか、窓や家電の掃除におすすめですよ。
市販の商品で掃除をするときは「置き時間」を大切に
お店で売っているカビ取り剤や漂白剤を使う場合は、吹きつけた後に「しばらく置く」ことでより高い効果を期待できます。具体的には最低30分、できれば2時間くらい放置しておくのが理想です。このとき溶剤が流れないように、ラップやキッチンペーパーを被せると良いですよ。
※吹き付けてすぐに擦るだけでも汚れは取れるのですが、カビを根絶できているわけではありません。しっかり溶液を染み込ませることで、カビの再発生・再繁殖を予防できます。
掃除機はNG!
カビを掃除機で吸い込むと、結果的にカビ入りの空気をばら撒くことになってしまいます。健康を害する原因にもなるので、カビを掃除機で処理するのは避けましょう。
もし使用する場合は、あらかじめアルコール除菌をしてから掃除機を使うことをおすすめします。
カビ取りに効果的なアイテム
市販のカビ取り剤にはいくつかの種類があります。これらを掃除場所の材質などによって、適切に使い分けることが大切です。
1.カビ取り剤/漂白剤 カビ取り剤や漂白剤は殺菌効果が高い分、取り扱いには注意が必要です。掃除の際には必ず換気をし、マスクやゴム手袋を装着して行ってください。また、天井や壁を掃除するときは直接吹き付けずに、溶剤を染み込ませたスポンジを使うとより安全です。
【注意!】カビ取り剤を酸性洗剤と混ぜると、体に悪影響を及ぼす塩素ガスが発生するため大変危険です。「まぜるな危険」と表示のある酸性洗剤とは絶対に一緒に使ってはいけません。
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2.消毒用アルコール
消毒用アルコールはカビ取り剤や漂白剤より殺菌効果は弱い一方、畳や木製家具などの自然素材を傷つけることなく使用することができます。またアルコールは体に安全な物質なので、子供が利用する場所の掃除にも向いています。和室や下駄箱、床、家具のほか、窓や家電の掃除におすすめですよ。
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まとめ
梅雨はとにかく雨が多いので、毎年カビに困ってしまいますよね。しかしこまめに換気・除湿・掃除を行うことで、きちんと対策することができます。
カビ対策方法には「扉を開けっ放しにする」「除湿器を使う」などの簡単なことも多いので、ぜひ生活に取り入れてみてください。
カビ対策方法には「扉を開けっ放しにする」「除湿器を使う」などの簡単なことも多いので、ぜひ生活に取り入れてみてください。