「せっかくトイレを交換するなら、最新型のタンクレスがいい!」と思っている人は多いのではないでしょうか?実は同じトイレでも、タンク付きとタンクレスでは構造が全く違います。
タンクレストイレにはメリットもたくさんありますが、一方でタンク付きトイレを使い慣れている人にとってはデメリットに感じるポイントもいくつかあるのです。もしタンクレストイレへの買い替えを検討しているなら、良い点だけでなく悪い点もきちんと知っておくことをおすすめします。
そこで今回は、「タンクレストイレのメリットとデメリット」を詳しくまとめました!さらに交換時期の目安や取り替え費用の相場についても紹介しているので、参考にしてください。
タンクレストイレにはメリットもたくさんありますが、一方でタンク付きトイレを使い慣れている人にとってはデメリットに感じるポイントもいくつかあるのです。もしタンクレストイレへの買い替えを検討しているなら、良い点だけでなく悪い点もきちんと知っておくことをおすすめします。
そこで今回は、「タンクレストイレのメリットとデメリット」を詳しくまとめました!さらに交換時期の目安や取り替え費用の相場についても紹介しているので、参考にしてください。
目次
◯タンクレストイレとは?
◯タンクレストイレのデメリット
1.本体とは別に手洗い器の設置が必要
2.停電時に使用できない
3.十分な水圧がないと設置できない場合も
4.トイレ詰まりが起こりやすい
5.便座のみの交換ができない
6.電気系統が故障した場合の修理期間が長い
7.タンク付きトイレより本体価格が高い
◯タンクレストイレのメリット
1.見た目がスタイリッシュでおしゃれ
2.掃除がしやすい
3.温水洗浄便座標準装備
4.節水効果が高い
5.水を連続で流せる
6.狭いスペースにも設置できる
<タンクレストイレ/タンク付きトイレのメリット・デメリットまとめ>
◯タンクレストイレにリフォームする際の費用相場・必要日数
・トイレのリフォーム・交換時期のめやす
・費用について
・工事期間について
◯まとめ
◯タンクレストイレのデメリット
1.本体とは別に手洗い器の設置が必要
2.停電時に使用できない
3.十分な水圧がないと設置できない場合も
4.トイレ詰まりが起こりやすい
5.便座のみの交換ができない
6.電気系統が故障した場合の修理期間が長い
7.タンク付きトイレより本体価格が高い
◯タンクレストイレのメリット
1.見た目がスタイリッシュでおしゃれ
2.掃除がしやすい
3.温水洗浄便座標準装備
4.節水効果が高い
5.水を連続で流せる
6.狭いスペースにも設置できる
<タンクレストイレ/タンク付きトイレのメリット・デメリットまとめ>
◯タンクレストイレにリフォームする際の費用相場・必要日数
・トイレのリフォーム・交換時期のめやす
・費用について
・工事期間について
◯まとめ
タンクレストイレとは?
タンクレストイレは、水を貯めるタンクがないタイプのトイレです。従来のタンク付き(組み合わせ)トイレと比べて、スッキリとしたスマートな外観が大きな魅力となっています。
また、水を流す際にタンク付きトイレはタンクに溜めた水を使うのに対して、タンクレストイレは水道管から直接水を引く仕組みになっており、その都度必要な水量を内部のコンピューターで計算するため、節水効果もあります。
タンクレストイレは見た目の良さから、商業施設やホテルなどでよく採用されています。さらに、近年では家庭用としても大変人気で、タンク付きトイレからリフォームするケースも増えています。
また、水を流す際にタンク付きトイレはタンクに溜めた水を使うのに対して、タンクレストイレは水道管から直接水を引く仕組みになっており、その都度必要な水量を内部のコンピューターで計算するため、節水効果もあります。
タンクレストイレは見た目の良さから、商業施設やホテルなどでよく採用されています。さらに、近年では家庭用としても大変人気で、タンク付きトイレからリフォームするケースも増えています。
タンクレストイレのデメリット
タンクレストイレは馴染みのあるタンク付きトイレとの違いが多く、場合によっては使いにくいと感じることがあるかもしれません。タンクレストイレへの取り替えをご検討されているなら、メリットだけでなくデメリットにもぜひ目を通しておいてください。
1.本体とは別に手洗い器の設置が必要
タンクレストイレには文字通りタンクがないので、タンク部分に付いていた手洗いがありません。そのため別で手洗い器を設置する必要があります。
ただし、トイレのすぐそばに洗面所等の手洗い可能な場所があれば、必ずしも手洗い器を追加設置する必要はありません。
2.停電時に使用できない
タンクレストイレは電気で動く仕組みなので、停電時に通常の方法で水を流すことはできません。内部コンピューターが故障した場合も同様です。停電したときには、トイレ下部に内蔵されているレバーを引くか、バケツ等で水を直接流し込むといった作業が必要になります。
3.十分な水圧がないと設置できない場合も
タンクレストイレはタンク付きトイレより少ない水量で汚物を洗い流すので、その分強い水圧が必要です。そのため、水圧があまり強くない場所(高台やマンションの高層階など)には設置できない可能性があります。
ただし最近では、水圧の弱さを補う加圧装置やミニタンクを内蔵した商品も増えてきているので、「水圧が原因で設置できない」という事例は減ってきています。タンクレストイレの導入をお考えの場合は、あらかじめ水圧の確認や、設置できる機種を調べておくと安心です。
※水圧の目安:0.05Mpa〜0.10Mpa
4.トイレ詰まりが起こりやすい
タンクレストイレは、タンク付きのものと比べて水圧が弱く、トイレ詰まりが起こりやすいという特徴があります。トイレットペーパー(水に溶ける紙)以外の紙を流さないなど、こまめに注意しましょう。
5.便座のみの交換ができない
タンクレストイレは便座と一体型の商品なので、便座部分だけを交換することはできません。そのため万が一温水洗浄便座に不具合が起きた場合は、メーカーによる修理が必要になります。
6.電気系統が故障した場合の修理期間が長い
タンクレストイレの部品は代替品をすぐに用意するのが難しいため、修理に時間がかかってしまいます。また、修理代金もタンク付きトイレより高額になることがほとんどです。
7.タンク付きトイレより本体価格が高い
タンクレストイレの本体価格は、タンク付きトイレよりも約3〜5万円ほど高額です。ちなみに交換工事をする場合は、設置工事費や廃材処理代等も追加でかかります。交換やリフォームを検討しているのであれば、まずは業者に見積もりを出してもらい、予算内で収まるかどうかチェックしてみましょう。
1.本体とは別に手洗い器の設置が必要
タンクレストイレには文字通りタンクがないので、タンク部分に付いていた手洗いがありません。そのため別で手洗い器を設置する必要があります。
ただし、トイレのすぐそばに洗面所等の手洗い可能な場所があれば、必ずしも手洗い器を追加設置する必要はありません。
2.停電時に使用できない
タンクレストイレは電気で動く仕組みなので、停電時に通常の方法で水を流すことはできません。内部コンピューターが故障した場合も同様です。停電したときには、トイレ下部に内蔵されているレバーを引くか、バケツ等で水を直接流し込むといった作業が必要になります。
3.十分な水圧がないと設置できない場合も
タンクレストイレはタンク付きトイレより少ない水量で汚物を洗い流すので、その分強い水圧が必要です。そのため、水圧があまり強くない場所(高台やマンションの高層階など)には設置できない可能性があります。
ただし最近では、水圧の弱さを補う加圧装置やミニタンクを内蔵した商品も増えてきているので、「水圧が原因で設置できない」という事例は減ってきています。タンクレストイレの導入をお考えの場合は、あらかじめ水圧の確認や、設置できる機種を調べておくと安心です。
※水圧の目安:0.05Mpa〜0.10Mpa
4.トイレ詰まりが起こりやすい
タンクレストイレは、タンク付きのものと比べて水圧が弱く、トイレ詰まりが起こりやすいという特徴があります。トイレットペーパー(水に溶ける紙)以外の紙を流さないなど、こまめに注意しましょう。
5.便座のみの交換ができない
タンクレストイレは便座と一体型の商品なので、便座部分だけを交換することはできません。そのため万が一温水洗浄便座に不具合が起きた場合は、メーカーによる修理が必要になります。
6.電気系統が故障した場合の修理期間が長い
タンクレストイレの部品は代替品をすぐに用意するのが難しいため、修理に時間がかかってしまいます。また、修理代金もタンク付きトイレより高額になることがほとんどです。
7.タンク付きトイレより本体価格が高い
タンクレストイレの本体価格は、タンク付きトイレよりも約3〜5万円ほど高額です。ちなみに交換工事をする場合は、設置工事費や廃材処理代等も追加でかかります。交換やリフォームを検討しているのであれば、まずは業者に見積もりを出してもらい、予算内で収まるかどうかチェックしてみましょう。
リンク
リンク
タンクレストイレのメリット
タンクレストイレは、おしゃれな見た目はもちろん、より快適でエコに使えるよう進化した新しいタイプのトイレです。先にお伝えしたデメリットを踏まえても、タンクレストイレにはそれを上回る数々の魅力があり、現在多くの人に選ばれています。
1.見た目がスタイリッシュでおしゃれ
タンクレストイレの特徴といえば、シンプルでタイリッシュな外観を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実際、デザインにこだわったおしゃれな機種が多く開発されています。またカラーバリエーションも豊富なのでコーディネートしやすく、理想通りのトイレ空間を作りたい人にぴったりです。
2.掃除がしやすい
タンクレストイレは凹凸が少ないデザインなので、掃除がしやすく、キレイを保ちやすいのも大きなメリットです。タンク付きトイレで手が届きにくかったタンクの下の空間もなくなり、簡単にササッと掃除を済ませることができますよ。
3.温水洗浄便座を標準装備
高機能性が魅力のタンクレストイレには、もちろん温水洗浄便座も標準装備されています。別で取り付ける必要がないので、設置したその日から快適に使用することができます。
また温水洗浄便座の他にも、自動洗浄付きのものや、汚れをパワフルに洗い流す新機構が搭載されているものなど、メーカーや機種によって機能は様々です。タンクレストイレを選ぶ際には、ぜひ機能にも注目してみてください。
4.節水効果が高い
タンクレストイレは節水効果が非常に高く、1回の洗浄に使われる水量は、なんと従来の1/3以下です。そのためタンクレストイレを選択することは、水道代の節約だけでなく、環境に優しい生活を送ることにも繋がります。
【洗浄に使う水の量(1回分)】
・タンク付きトイレ:約13L
・タンクレストイレ:約3〜4L
5.水を連続で流せる
タンクレストイレは水道管から直接水を引くので、時間を置かずに連続洗浄することができます。これは、タンクに再び水が溜まるまで次の洗浄ができないタンク付きトイレとの大きな違いです。
例えば忙しい朝でも、ご家族みんながストレスフリーに使うことができますよ。
6.狭いスペースにも設置できる
タンクレストイレは従来のトイレよりもサイズが小さいので、その分狭いスペースに設置することが可能です。タンク付きトイレからタンクレストイレにリフォームする場合は、以前よりも空間に余裕ができ、全体的にスッキリした印象になりますよ。空いたスペースを手洗い器や収納などに活用することもできます。
1.見た目がスタイリッシュでおしゃれ
タンクレストイレの特徴といえば、シンプルでタイリッシュな外観を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実際、デザインにこだわったおしゃれな機種が多く開発されています。またカラーバリエーションも豊富なのでコーディネートしやすく、理想通りのトイレ空間を作りたい人にぴったりです。
2.掃除がしやすい
タンクレストイレは凹凸が少ないデザインなので、掃除がしやすく、キレイを保ちやすいのも大きなメリットです。タンク付きトイレで手が届きにくかったタンクの下の空間もなくなり、簡単にササッと掃除を済ませることができますよ。
3.温水洗浄便座を標準装備
高機能性が魅力のタンクレストイレには、もちろん温水洗浄便座も標準装備されています。別で取り付ける必要がないので、設置したその日から快適に使用することができます。
また温水洗浄便座の他にも、自動洗浄付きのものや、汚れをパワフルに洗い流す新機構が搭載されているものなど、メーカーや機種によって機能は様々です。タンクレストイレを選ぶ際には、ぜひ機能にも注目してみてください。
4.節水効果が高い
タンクレストイレは節水効果が非常に高く、1回の洗浄に使われる水量は、なんと従来の1/3以下です。そのためタンクレストイレを選択することは、水道代の節約だけでなく、環境に優しい生活を送ることにも繋がります。
【洗浄に使う水の量(1回分)】
・タンク付きトイレ:約13L
・タンクレストイレ:約3〜4L
5.水を連続で流せる
タンクレストイレは水道管から直接水を引くので、時間を置かずに連続洗浄することができます。これは、タンクに再び水が溜まるまで次の洗浄ができないタンク付きトイレとの大きな違いです。
例えば忙しい朝でも、ご家族みんながストレスフリーに使うことができますよ。
6.狭いスペースにも設置できる
タンクレストイレは従来のトイレよりもサイズが小さいので、その分狭いスペースに設置することが可能です。タンク付きトイレからタンクレストイレにリフォームする場合は、以前よりも空間に余裕ができ、全体的にスッキリした印象になりますよ。空いたスペースを手洗い器や収納などに活用することもできます。
リンク
リンク
タンクレストイレにリフォームする際の費用相場・必要日数
ここからは、タンクレストイレへの交換・リフォームには具体的にいくらかかるのか、またどれくらいの日数が必要かを解説していきます。「買い替えが必要かな」と考えている方はぜひ参考にしてください。
トイレの便器部分は陶器でできているため非常に頑丈で、何か大きな衝撃などによりひび割れしない限りは何十年でも使い続けることができるんです。
一方、便座や内部のパッキン・配管・部品などは10年ほどで経年劣化が起こり、それが原因で水漏れが起きたり、水の流れが悪くなったりすることがあります。
そのためトイレを使用してから10年以上経っている場合は、修理だけでなく交換も検討してみてください。
また目立った不具合がなくても、黄ばみや汚れ、臭いが気になってトイレを交換するパターンも一般的です。掃除や除菌・消臭をしても改善しない場合は、思い切って新しいトイレに交換することをおすすめします。
【交換時期の目安】
・通常の便器:10〜15年
・温水洗浄便座:5〜10年
費用について
タンク付きトイレからタンクレストイレへ取り替える際の費用は、大体15〜30万円が相場です。そこへ手洗い器の設置費用が加わると50万円程になることもあります。もちろん業者やトイレの機種、必要な工事などによって金額は大きく変わるので、複数の業者に見積もりを依頼してみるのが良いでしょう。
工事期間について
工事期間は、トイレを取り替えるだけならおおよそ1〜3日ほどが目安です。合わせて内装のリフォームをしたり、大掛かりな配管工事が必要な場合は、その分期間が伸びることになります。
こちらも費用と同じく条件により異なるので、詳しくは施工業者にお問い合わせください。
トイレのリフォーム・交換時期の目安
トイレの便器部分は陶器でできているため非常に頑丈で、何か大きな衝撃などによりひび割れしない限りは何十年でも使い続けることができるんです。
一方、便座や内部のパッキン・配管・部品などは10年ほどで経年劣化が起こり、それが原因で水漏れが起きたり、水の流れが悪くなったりすることがあります。
そのためトイレを使用してから10年以上経っている場合は、修理だけでなく交換も検討してみてください。
また目立った不具合がなくても、黄ばみや汚れ、臭いが気になってトイレを交換するパターンも一般的です。掃除や除菌・消臭をしても改善しない場合は、思い切って新しいトイレに交換することをおすすめします。
【交換時期の目安】
・通常の便器:10〜15年
・温水洗浄便座:5〜10年
費用について
タンク付きトイレからタンクレストイレへ取り替える際の費用は、大体15〜30万円が相場です。そこへ手洗い器の設置費用が加わると50万円程になることもあります。もちろん業者やトイレの機種、必要な工事などによって金額は大きく変わるので、複数の業者に見積もりを依頼してみるのが良いでしょう。
工事期間について
工事期間は、トイレを取り替えるだけならおおよそ1〜3日ほどが目安です。合わせて内装のリフォームをしたり、大掛かりな配管工事が必要な場合は、その分期間が伸びることになります。
こちらも費用と同じく条件により異なるので、詳しくは施工業者にお問い合わせください。
まとめ
タンクレストイレにはデメリットもいくつかありますが、一方で魅力的なメリットもたくさんあり、多くの人に選ばれています。滅多に買い換えるものではないトイレだからこそ、快適に使えて節水機能も高いタンクレストイレを選ばれてみてはいかがでしょうか?