浴室の掃除でつい忘れがちなのが、“シャワーヘッド”ではないでしょうか。一見きれいに見えるシャワーヘッドですが、実は汚れが溜まりやすい箇所なんです。放置していると、いつの間にかカビが発生していることも・・・。
そこで今回は、シャワーヘッドの具体的な掃除方法と、掃除期間の目安、さらに汚れを防止する方法を詳しくご紹介します!これまでシャワーヘッドの掃除をしたことがない人や、そもそも掃除方法がわからないという人は、ぜひ参考にしてください!
そこで今回は、シャワーヘッドの具体的な掃除方法と、掃除期間の目安、さらに汚れを防止する方法を詳しくご紹介します!これまでシャワーヘッドの掃除をしたことがない人や、そもそも掃除方法がわからないという人は、ぜひ参考にしてください!
目次
◯シャワーヘッド、掃除してますか?
・シャワーヘッドはいつの間にか汚れている!
・汚れの種類
1. 水垢(カルキ汚れ)
2. 石鹸カス・整髪料など
3. 皮脂汚れ・垢
4. 赤カビ・黒カビ・緑青(ろくしょう)
・汚れを放置するとどうなる?
1. 浴び心地が悪くなったり、お湯が真っ直ぐ出なくなる
2. 異臭がしたり、カビを原因とした健康被害が出る
3. シャワーヘッドの機能が発揮できなくなる
4. 電気代やガス代・光熱費が無駄に多くかかる
・シャワーヘッドのおすすめ掃除頻度
○シャワーヘッドの掃除に必要な道具
○シャワーヘッドの掃除方法
・掃除前にしておくこと
・シャワーヘッドの分解方法
・簡単に汚れを落とそう
・水垢や石鹸カスにはクエン酸が効く
【豆知識】クエン酸がないときは「お酢」でもOK!
・皮脂汚れには重曹などを使うと効果的
・カビは重曹や中性洗剤+歯ブラシできれいに
【豆知識】成分が強めの「塩素系漂白剤」は薄めて使うのがベター
○シャワーヘッドの汚れは予防できる
・使った後は必ず水気を切る
・シャワーヘッドを高い位置に
・温度を上手に使ってカビを予防!
○まとめ
・シャワーヘッドはいつの間にか汚れている!
・汚れの種類
1. 水垢(カルキ汚れ)
2. 石鹸カス・整髪料など
3. 皮脂汚れ・垢
4. 赤カビ・黒カビ・緑青(ろくしょう)
・汚れを放置するとどうなる?
1. 浴び心地が悪くなったり、お湯が真っ直ぐ出なくなる
2. 異臭がしたり、カビを原因とした健康被害が出る
3. シャワーヘッドの機能が発揮できなくなる
4. 電気代やガス代・光熱費が無駄に多くかかる
・シャワーヘッドのおすすめ掃除頻度
○シャワーヘッドの掃除に必要な道具
○シャワーヘッドの掃除方法
・掃除前にしておくこと
・シャワーヘッドの分解方法
・簡単に汚れを落とそう
・水垢や石鹸カスにはクエン酸が効く
【豆知識】クエン酸がないときは「お酢」でもOK!
・皮脂汚れには重曹などを使うと効果的
・カビは重曹や中性洗剤+歯ブラシできれいに
【豆知識】成分が強めの「塩素系漂白剤」は薄めて使うのがベター
○シャワーヘッドの汚れは予防できる
・使った後は必ず水気を切る
・シャワーヘッドを高い位置に
・温度を上手に使ってカビを予防!
○まとめ
シャワーヘッド、掃除してますか?
シャワーヘッドはいつの間にか汚れている!
シャワーヘッドは「キレイな水やお湯が出るもの」なので何となく衛生的なイメージがありますが、実は使っているうちに様々な汚れが付着していきます。体を洗うためのシャワーヘッドが汚れていては、本末転倒です。あまり気分が良くないですし、汚れが吐水口を塞いでいて、水道代が余計にかかっているというケースもあるかもしれません。
また節水タイプ・浄水タイプのシャワーヘッドに交換している場合は、優れた効果を最大限発揮するために、定期的な掃除が必須です。
汚れの種類
まずは、シャワーヘッドに付着しやすい汚れにはどんなものがあるかを見ていきましょう。
シャワーヘッドの汚れは目に見えない内側部分に付きやすく、さらに白色のものが多いので、よく見ないと汚れに気付けないといった特徴があります。
1. 水垢(カルキ汚れ)
水垢(カルキ汚れ)は、シャワーヘッドに付く汚れの約7割を占めるといわれています。シャワーヘッドだけでなくキッチンや洗面所などでもよく見られる汚れです。
水垢の正体は「水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分」で、水分が蒸発したあとに白く残ります。かなり固くこびりつくので、取り除くのに苦労します。
2. 石鹸カス・整髪料など
体を洗う際に使用する石鹸やシャンプーは、水圧で飛び散りシャワーヘッドに付着することがよくあります。整髪料やメイク等も同様で、これらは吐水穴を塞いで水の出を悪くしたり、カビの温床になることが多いです。
3. 皮脂汚れ・垢
体や頭髪の皮脂汚れも、シャワーヘッドを汚す原因となっています。石鹸カスなどと混ざり合って付着することもよくあります。
皮脂には脂質とタンパク質が含まれており、水で完全に落とせないのが難点です。
4. 赤カビ・黒カビ・緑青(ろくしょう)
上記のような汚れを放置したままでいると、汚れをエサにして、あっという間にカビや雑菌が大繁殖してしまいます。カビにはいくつか種類がありますが、特に「黒カビ」は人体に悪影響を及ぼすので、早めに取り除かなければなりません。
水場でよく見かけるピンク色のぬるぬるしたカビは「赤カビ」といい、酵母菌の一種であるロドトルラが繁殖したものです。人体にそこまで影響はありませんが、繁殖スピードが速く乾燥に強いという特徴を持っています。
また、シャワーヘッドに青っぽい塊を見つけたら、それは「緑青(ろくしょう)」といわれるカビの一種です。これは水道管内部の銅が酸化したもので、大抵の場合シャワーヘッドにこびりついています。
汚れを放置するとどうなる?
汚れを放置した状態のシャワーヘッドは、見た目が不衛生なのは言わずもがな、それ以上に様々なデメリットを抱えています。
1. 浴び心地が悪くなったり、お湯が真っ直ぐ出なくなる
シャワーヘッドの吐水口が汚れにより塞がると、水圧が弱くなり、十分な浴び心地を得られなくなってしまいます。使い初めの頃よりも水圧が弱くなったと感じている場合は、汚れによる目詰まりがないか確認してみてください。
2. 異臭がしたり、カビを原因とした健康被害が出る
汚れを放置すると、シャワーヘッドを使う度にへんな臭いを感じることがあります。この場合、シャワーヘッドの内部で密かにカビが繁殖している可能性が高いです。
カビは放置すればするほど繁殖していき、少しずつ人体に入り込んで健康に害を及ぼします。異臭がしたりカビの付着を見つけたら、健康のためにもすぐに対処しましょう。
3. シャワーヘッドの機能が発揮できなくなる
節水機能のあるシャワーヘッドは、たいてい吐水口が一般的なものより小さく設計されています。そのためこのタイプは、目詰まりによる浴び心地の悪化がわかりやすい傾向にあります。
節水機能付きシャワーヘッドを快適に使い続けるためには、こまめな掃除をし、目詰まりを防止することがとても大切です。
また浄水機能付きシャワーヘッドの場合は、浄水カートリッジも定期的に洗浄する必要があります。
4. 電気代やガス代・光熱費が無駄に多くかかる
汚れによる目詰まりが蓄積してシャワーの浴び心地が悪くなると、水やお湯を出している時間がいつの間にか伸び、気付かないうちに固定費の増加に繋がるケースがあります。
シャワーヘッドのおすすめ掃除頻度
シャワーヘッドの種類によって推奨されている掃除頻度は若干異なりますが、大体1ヶ月に一回程度のサイクルで掃除をすれば、清潔に使い続けることができます。
シャワーヘッドの掃除に必要な道具
シャワーヘッドには様々な種類の汚れが付いているので、その汚れに合わせて効果的な洗剤・掃除用品を使い分けるのがポイントです。
<基本的な掃除用具>
・スポンジ
・ゴム手袋
・バケツまたは深めの洗面器
・小さなブラシ(古い歯ブラシなどでOK)
・爪楊枝
・キッチンペーパー、ラップなど ←パックする場合に必要
※洗剤を使うので、上記に加えて肌を守るもの(マスク・ゴーグルなど)があれば安心です。
・スポンジ
・ゴム手袋
・バケツまたは深めの洗面器
・小さなブラシ(古い歯ブラシなどでOK)
・爪楊枝
・キッチンペーパー、ラップなど ←パックする場合に必要
※洗剤を使うので、上記に加えて肌を守るもの(マスク・ゴーグルなど)があれば安心です。
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<それぞれの汚れに効果的な洗剤>
シャワーヘッドの掃除方法
ここからは、シャワーヘッドの掃除方法をご紹介します。
酸性の汚れならアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れなら酸性の洗剤を使うのがコツです。つけ置き洗いの具体的な方法も細かく説明しているので、ぜひご参考ください!
シャワーヘッドを掃除する際は、不快な臭いや有毒物質が発生する可能性があるので、必ず換気をしながら行ってください。あらかじめドアや窓を開けておくことをおすすめします。
また浴室の床が濡れていると転んでケガをしてしまうかもしれないので、足元の水気を拭き取っておくことも大切です。
シャワーヘッドの分解方法
まずは、シャワーヘッドとホース部分を分離してみましょう。
製造メーカーや種類によりますが、シャワーヘッドは時計回りに回すか、根本を引っ張ればホースから外すことができます。ボタンを押すとワンプッシュで外せるタイプもありますので、ご自宅のシャワーヘッドを確認してみてください。
簡単に汚れを落とそう
シャワーヘッドに付着しがちな石鹸カスや皮脂、シャンプーのこびりつきなどは、お風呂掃除用の中性洗剤で十分落とすことができます。
洗剤を含ませたスポンジでこすり洗いし、吐水口などの細かい箇所は、使い古した歯ブラシや爪楊枝などで汚れを取り除きましょう。
最後に、お湯で洗剤を完全に洗い流して掃除完了です。洗剤が残っていると汚れやカビの発生源になってしまうので、しっかり洗い流してください。
水垢や石鹸カスにはクエン酸が効く
「アルカリ性」の水垢(カルキ)汚れには、「酸性」のクエン酸を使ってみてください。少し時間はかかりますが、つけ置き洗いが最もおすすめな方法です。
※掃除用のクエン酸は、ドラッグストアやスーパー、100円ショップなどで手に入ります。
(価格の目安:100〜300円前後)
①洗面器やバケツなどの底の深い容器に約1リットルのぬるま湯(40~60℃)を入れ、そこにクエン酸を山盛り大さじ一杯加えて完全に溶かす
②分解したシャワーヘッドを、吐水口がしっかり浸かるように入れて、1〜3時間程度放置する
→汚れが浮き、剥がしやすくなる!
③吐水口などに詰まった汚れを、使い古した歯ブラシや爪楊枝を使って取り除く
④全体をスポンジでこすり、汚れを落とす
⑤湯でクエン酸を完全に洗い流す
※つけ置き洗いでも落ちない場合は「クエン酸パック」を試してみてください。
<クエン酸パックの手順>
①「クエン酸パック用液」を作り、空のスプレーボトルに入れる
(クエン酸パック用液=水100ml +クエン酸大さじ1 ※クエン酸を完全に溶かす)
②汚れ部分にたっぷり液をかけ、キッチンペーパーで巻く
③②の上からさらに液をかけ、ラップできっちり巻いて3時間〜一晩ほどしっかり浸透させる
→以降、つけ置き洗いの手順③〜⑤と同じ
皮脂汚れには重曹などを使うと効果的
皮脂汚れは「酸性」なので、重曹やセスキ炭酸ソーダなどの「アルカリ性」洗剤を使うと効果的に落とすことができます。またアメリカ発の酸素系漂白剤「オキシクリーン」も有効ですよ。
※酸素系漂白剤…
酸素の泡でしつこい汚れやにおいを落とすアルカリ性漂白剤
衣類・食器・キッチン・トイレ・お風呂場などあらゆる箇所に使用可能
○皮脂汚れの場合も、水垢の場合と同じように「つけ置き洗い」するのがおすすめです。
・重曹/セスキ炭酸ソーダなら
ぬるま湯(40~60℃)1Lに対して小さじ2程度
➡︎1〜3時間程度つけ置き
・オキシクリーンなら
ぬるま湯(40~60℃)4Lに対して付属のスプーン1杯
➡︎20分〜1時間程度つけ置き
カビは重曹や中性洗剤+歯ブラシできれいに
カビ掃除をするときは、中性洗剤や重曹、またはセスキ炭酸ソーダを使ってみてください。
カビは「(1)表面のカビをこそぎ落とし、さらに(2)熱湯でカビ菌を死滅させる」という流れでキレイに落とすことができます。
<カビ取り掃除の手順>
(1)表面のカビをこそぎ落とす
①洗面器やバケツなどの底の深い容器にぬるま湯(40~60℃)を入れ、中性洗剤(または重曹・セスキ炭酸ソーダ)を溶かす
②①にシャワーヘッドを入れ、1~3時間ほどつけ置きする
③カビが生えている場所を重点的にブラシなどでこする
④汚れをしっかりお湯で洗い流す
↓
(2)熱湯でカビ菌を死滅させる
①60℃以上の熱湯(カビ菌が死滅する温度)を容器に貯め、シャワーヘッドを10分程度浸す
②シャワーヘッドを分解したままの状態で陰干しし、完全に乾かす
酸性の汚れならアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れなら酸性の洗剤を使うのがコツです。つけ置き洗いの具体的な方法も細かく説明しているので、ぜひご参考ください!
掃除前にしておくこと
シャワーヘッドを掃除する際は、不快な臭いや有毒物質が発生する可能性があるので、必ず換気をしながら行ってください。あらかじめドアや窓を開けておくことをおすすめします。
また浴室の床が濡れていると転んでケガをしてしまうかもしれないので、足元の水気を拭き取っておくことも大切です。
シャワーヘッドの分解方法
まずは、シャワーヘッドとホース部分を分離してみましょう。
製造メーカーや種類によりますが、シャワーヘッドは時計回りに回すか、根本を引っ張ればホースから外すことができます。ボタンを押すとワンプッシュで外せるタイプもありますので、ご自宅のシャワーヘッドを確認してみてください。
簡単に汚れを落とそう
シャワーヘッドに付着しがちな石鹸カスや皮脂、シャンプーのこびりつきなどは、お風呂掃除用の中性洗剤で十分落とすことができます。
洗剤を含ませたスポンジでこすり洗いし、吐水口などの細かい箇所は、使い古した歯ブラシや爪楊枝などで汚れを取り除きましょう。
最後に、お湯で洗剤を完全に洗い流して掃除完了です。洗剤が残っていると汚れやカビの発生源になってしまうので、しっかり洗い流してください。
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水垢や石鹸カスにはクエン酸が効く
「アルカリ性」の水垢(カルキ)汚れには、「酸性」のクエン酸を使ってみてください。少し時間はかかりますが、つけ置き洗いが最もおすすめな方法です。
※掃除用のクエン酸は、ドラッグストアやスーパー、100円ショップなどで手に入ります。
(価格の目安:100〜300円前後)
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<つけ置き洗いの手順>
①洗面器やバケツなどの底の深い容器に約1リットルのぬるま湯(40~60℃)を入れ、そこにクエン酸を山盛り大さじ一杯加えて完全に溶かす
②分解したシャワーヘッドを、吐水口がしっかり浸かるように入れて、1〜3時間程度放置する
→汚れが浮き、剥がしやすくなる!
③吐水口などに詰まった汚れを、使い古した歯ブラシや爪楊枝を使って取り除く
④全体をスポンジでこすり、汚れを落とす
⑤湯でクエン酸を完全に洗い流す
※つけ置き洗いでも落ちない場合は「クエン酸パック」を試してみてください。
<クエン酸パックの手順>
①「クエン酸パック用液」を作り、空のスプレーボトルに入れる
(クエン酸パック用液=水100ml +クエン酸大さじ1 ※クエン酸を完全に溶かす)
②汚れ部分にたっぷり液をかけ、キッチンペーパーで巻く
③②の上からさらに液をかけ、ラップできっちり巻いて3時間〜一晩ほどしっかり浸透させる
→以降、つけ置き洗いの手順③〜⑤と同じ
【豆知識】クエン酸がないときは「お酢」でもOK!
クエン酸がないときは、同じく酸性の「お酢」で代用できます。
代用する場合は、以下を目安にしながら水と組み合わせて使用しましょう。
・つけ置き洗いなら お酢:水=1:6
・パックするなら お酢:水=1:2
クエン酸がないときは、同じく酸性の「お酢」で代用できます。
代用する場合は、以下を目安にしながら水と組み合わせて使用しましょう。
・つけ置き洗いなら お酢:水=1:6
・パックするなら お酢:水=1:2
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※代用できるのは穀物酢やホワイトビネガーなど、「他の調味料が含まれていないお酢」だけです。例えばポン酢や黒酢のように、醤油や砂糖入りのものは使うことができないので、必ず使用前に「原材料名」を確認してください。
皮脂汚れには重曹などを使うと効果的
皮脂汚れは「酸性」なので、重曹やセスキ炭酸ソーダなどの「アルカリ性」洗剤を使うと効果的に落とすことができます。またアメリカ発の酸素系漂白剤「オキシクリーン」も有効ですよ。
※酸素系漂白剤…
酸素の泡でしつこい汚れやにおいを落とすアルカリ性漂白剤
衣類・食器・キッチン・トイレ・お風呂場などあらゆる箇所に使用可能
○皮脂汚れの場合も、水垢の場合と同じように「つけ置き洗い」するのがおすすめです。
・重曹/セスキ炭酸ソーダなら
ぬるま湯(40~60℃)1Lに対して小さじ2程度
➡︎1〜3時間程度つけ置き
・オキシクリーンなら
ぬるま湯(40~60℃)4Lに対して付属のスプーン1杯
➡︎20分〜1時間程度つけ置き
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カビは重曹や中性洗剤+歯ブラシできれいに
カビ掃除をするときは、中性洗剤や重曹、またはセスキ炭酸ソーダを使ってみてください。
カビは「(1)表面のカビをこそぎ落とし、さらに(2)熱湯でカビ菌を死滅させる」という流れでキレイに落とすことができます。
<カビ取り掃除の手順>
(1)表面のカビをこそぎ落とす
①洗面器やバケツなどの底の深い容器にぬるま湯(40~60℃)を入れ、中性洗剤(または重曹・セスキ炭酸ソーダ)を溶かす
②①にシャワーヘッドを入れ、1~3時間ほどつけ置きする
③カビが生えている場所を重点的にブラシなどでこする
④汚れをしっかりお湯で洗い流す
↓
(2)熱湯でカビ菌を死滅させる
①60℃以上の熱湯(カビ菌が死滅する温度)を容器に貯め、シャワーヘッドを10分程度浸す
②シャワーヘッドを分解したままの状態で陰干しし、完全に乾かす
【豆知識】成分が強めの「塩素系漂白剤」は薄めて使うのがベター
カビキラーなどの「塩素系漂白剤」は汚れを強力に落とす反面、身体にも害を及ぼすことがあるので、シャワーヘッドへの使用はあまりおすすめできません。
しかし、例えば何度もカビが発生するなどの場合には、塩素系漂白剤を薄めて使用するのも一つの手です。
※換気を徹底し、肌荒れ防止のため必ずゴム手袋を着用しましょう。
・塩素系漂白剤でつけ置き洗いするなら ぬるま湯:塩素系漂白剤=1L:5〜6プッシュ
カビキラーなどの「塩素系漂白剤」は汚れを強力に落とす反面、身体にも害を及ぼすことがあるので、シャワーヘッドへの使用はあまりおすすめできません。
しかし、例えば何度もカビが発生するなどの場合には、塩素系漂白剤を薄めて使用するのも一つの手です。
※換気を徹底し、肌荒れ防止のため必ずゴム手袋を着用しましょう。
・塩素系漂白剤でつけ置き洗いするなら ぬるま湯:塩素系漂白剤=1L:5〜6プッシュ
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シャワーヘッドの汚れは予防できる
シャワーヘッドは使っていれば必ず汚れていくものですが、できる限り予防することは可能です。どれも簡単にできることばかりなので、シャワータイムのあとに少しだけ意識してみてください。
シャワーヘッドの水気を完全に切ることは難しいですが、使用後に軽く振って内部の水を切ったり、表面を拭き取る習慣をつけるだけでも十分効果があります。
シャワーヘッドを高い位置に
低い位置よりも高い位置の方が湿気が少ないので、使用後はシャワーヘッドを高い位置にセットするのがおすすめです。シャワーヘッドの留め具が上下に2箇所ある場合は、上の留め具を使うようにしましょう。
温度を上手に使ってカビを予防!
シャワーヘッドが設置されている「浴室自体」のカビを予防することも非常に大切です。
カビは「60℃以上の高温と乾燥に弱い」という性質があるので、これを上手に利用すればカビの発生をかなり防ぐことができます。
<カビ予防の手順(浴室全体)>
①室内全体に60℃以上の熱湯をかける
②室内全体に冷水をかける
③換気扇をつけるor窓やドアを開けてしっかり換気する
※浴室全体の水気を拭き取るとより効果的です!
使った後は必ず水気を切る
シャワーヘッドの水気を完全に切ることは難しいですが、使用後に軽く振って内部の水を切ったり、表面を拭き取る習慣をつけるだけでも十分効果があります。
シャワーヘッドを高い位置に
低い位置よりも高い位置の方が湿気が少ないので、使用後はシャワーヘッドを高い位置にセットするのがおすすめです。シャワーヘッドの留め具が上下に2箇所ある場合は、上の留め具を使うようにしましょう。
温度を上手に使ってカビを予防!
シャワーヘッドが設置されている「浴室自体」のカビを予防することも非常に大切です。
カビは「60℃以上の高温と乾燥に弱い」という性質があるので、これを上手に利用すればカビの発生をかなり防ぐことができます。
<カビ予防の手順(浴室全体)>
①室内全体に60℃以上の熱湯をかける
②室内全体に冷水をかける
③換気扇をつけるor窓やドアを開けてしっかり換気する
※浴室全体の水気を拭き取るとより効果的です!
まとめ
シャワーヘッドの掃除は”分解する”という手順からはじまるので、何となく「大変そうだな」と思われるかもしれませんが、実際にやってみると意外と簡単にできますよ。日々の健康を保つためにも、ぜひシャワーヘッドの掃除にチャレンジしてみてください!