食洗機の使い方を徹底解説。不調?汚れが落ちない?これで解決!


 「食洗機で洗うとお皿の汚れが落ちない」「手洗いの方が早くてカンタン」そんな風に思っている人が多いのではないでしょうか。
 実は食洗機は、予洗い(よあらい)と食器の置き方をちょっと気をつけると、手洗いよりもキレイに洗えるだけでなく、水道代を節約できて時短にもなります!
 そこで今回は「食洗機の上手な使い方」を徹底解説していきます。ぜひ参考にしてください!

 

 

○知っておきたい洗える・洗えない食器

食洗機で洗える・洗えない食器
 食洗機は、高温のお湯(60〜80度)やアルカリ性の専用洗剤を使ってパワフルに食器を洗うため、「手洗いよりもしっかりと油汚れを落とすことができる」というメリットがあります。食器を一枚一枚洗う手間が省ける便利さから、主婦の方を中心に高い人気を得ている家電です。
 しかしその一方で、“食洗機と相性のよくない食器”もあるため、食洗機にかける前には必ず確認しておきましょう。

 

食洗機で洗えるもの
 ・ステンレス製のもの
 ・陶磁器
 ・耐熱性のあるもの(90℃以上)
 ・食器全般(※後に紹介する洗えない食器を除く)

 

 



食洗機で洗うと便利なもの
 ・ざる、おろし金やすり鉢
 ・泡だて器、ボール
 ・魚焼きグリル

 

 



食洗機で洗えないもの
 ・漆塗り
 ・金の上塗りがある食器
 ・銀・アルミニウム製の鍋や食器
 ・木製の食器
 ・クリスタルグラス
 ・高級グラス
 ・フッ素加工のフライパン
 ・耐熱性のないプラスチックのもの 
 ・子供用の小さいプラスチック製スプーン・フォークなど

 食洗機用洗剤はアルミニウムを変色させてしまうので、アルミ製の鍋やフライパンはNGです。また洗剤に含まれる成分によりフッ素加工が剥がれてしまうため、フッ素コーティングされた調理器具も同じくNGなので注意してください。
 なお洗浄時は高温になるため、熱に弱い素材でできた食器やカトラリーは破損したり、溶けたりする恐れがあります。

 



【豆知識】食洗機用洗剤について
 食洗機用洗剤は手洗い用のものと違い「低アルカリ性」です。具体的には界面活性剤の代わりに漂白成分や酵素・アルカリ成分が含まれており、汚れを落とす力が強いのが特徴です。また泡が出ないため、水の噴出を妨げません。
 食洗機にうっかり手洗い用洗剤を入れてしまうと、泡が食洗機から漏れ出して故障の原因になります。使用前に、間違いがないか十分確認しましょう。

 

食洗機に使われる3種類の洗剤
1.粉末洗剤
 粉末洗剤は従来の洗濯用洗剤のようなタイプを指します。安価かつ種類の豊富さが魅力です。
 デメリットとしては「毎回計量が必要」「溶け残りや塊ができてしまう」などが挙げられます。またアルカリ性が強く、アルミ製のものは化学反応で白くなってしまうので注意してくださいね。

 

 



2.液体やジェル洗剤
 手洗い用洗剤のような液体またはジェル状洗剤は、計量が簡単で溶け残りもないため、非常に扱いやすい人気のタイプです。粉末タイプに比べると種類が少なめで、やや高額な値段となっています。

 

 



3.固形洗剤
 固形洗剤は、たまに溶け残ることがある、値段が高めなどのデメリットもありますが、計量いらずで簡単なので、とにかく手間を減らしたい人におすすめです。

 

 

 

 

○食洗機を使う前の予洗い(よあらい)でキレイが決まる

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 食洗機は溜めた水を循環させて食器を洗うため、お皿にひどい汚れがついていると他の食器に移ってしまいます。なので、食器を入れる前にはサッと水で流してキレイにしましょう。
 あらかじめ処理をしておくと汚れ落ちが良くなり、フィルターのお手入れも楽になりますよ。

 

予洗いのポイント
 ・食べ残しは捨て、ゴマなどの小さいものは水で流す
 ・鍋の焦げやグラタン皿などのこびりつきには「つけおき」をする
 ・ソース類やカレーは紙やヘラなどで落とす 
 ・できるだけ台所用洗剤は使わない

 ※台所用洗剤を使用した場合は、よくすすぎ落としてから食洗機に入れてください。泡が漏れ出てしまう場合があります。

 

 

 

食器を上手に並べると、毎日ピカピカ!

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 食器を配置する時に大切なのが、洗浄水が汚れにきちんと当たることです。
 食洗機はカゴの下にあるノズルが回転しながら、お湯を噴射して汚れを落とします。それを意識して食器を配置するのが食洗機を使いこなすコツです!

 

並べ方のコツ
 1.食器同士の間に隙間を作る(洗浄水の通り道になる)
 2.食器は汚れている面を内側で斜め下向き
 3.コップ類は洗浄水が当たり、かつコップの底に水が溜まらないよう斜め下向き
 4.箸は先端側に洗浄水が当たるよう下向き
 5.フォーク/スプーンは下から来る洗浄水を止めてしまわないように先端側が上向き
 6.まな板は汚れた面を内向き

 

○その日の汚れに合わせて運転コースを使い分ける

食洗機のボタン
 最適な運転コースを選ぶことによって、きちんと汚れを落とせるだけでなく、節水や節電にもなりますよ。コースの特徴を知って、状況に応じて使い分けましょう。

 

各コースの特徴
 「標準」:食後すぐに洗うとき。
 「強力」:食後数時間後や油汚れの多いとき。
 「スピーディ」:軽い汚れのときや、つけ置き、水洗い後に。
 「節電」:油汚れが少なく電気代を節約したいとき。
 「予約」:夜間電力を使う場合や後で洗いたいとき。


 ※お使いの機種やメーカーによって運転コースが異なります。詳しくは製品の取扱説明書をご確認ください。

 

 

食洗機を長持ちさせるお手入れのポイント

食洗機のお手入れ
 食洗機を長持ちさせるためには、毎日のメンテナンスやお手入れがとても大切です。日々のちょっとした心掛けで、ニオイの軽減や故障も起こりにくくなり、食洗機の寿命をグーッと伸ばすことができます。どれも簡単にできることばかりなので、ぜひ実践してみてください。
 ただしお手入れは、やけどをしないよう食洗機を使った直後は避けて、30分くらい冷めるのを待ってからがいいですよ。

 

1.食洗機を使うとき
・食洗機に入れる前、食器の大まかな汚れや食べカスを取り除く
 食べカスや汚れが多く残っている食器を食洗機で洗うと、別の食器に汚れが付着したり、洗浄水の出が悪くなったりします。食洗機の性能をきちんと発揮させるために、目立つ汚れや大きな食べ残しはあらかじめ洗い流しておくのがポイントです。

・爪楊枝・魚の骨などは入れない
 先の尖ったものは、ヒーターを故障させる原因になります。必ず取り除きましょう。

・食洗機を使った後は、残菜フィルターを掃除する
 残菜フィルターには、食器に付着していた生ゴミが溜まっています。放置するとあっという間にカビが繁殖してしまうため、食洗機使用後には毎回忘れずにフィルター掃除をすることが大切です。

・しっかり乾燥させる
 湿気はカビが生える大きな原因となります。乾燥機能付きの食洗機であれば使い、そうでない場合は柔らかい布で優しく拭きあげてください。

 

2.汚れや匂いが気になるとき
・食器を入れずに洗剤を入れて「カラ洗い」する
 庫内が汚れているように感じたなら、洗剤だけを入れて動かす「カラ洗い」がおすすめです。しっかりと隅々まで洗剤が行き渡るので、汚れやニオイの改善に効果があります。

 

3.月に1回のお掃除
・水を含ませてからよく絞った布で、庫内やノズルを拭く
 食洗機の庫内は一見キレイなようですが、目には見えにくいだけで実は油汚れなどが付着しています。そのため月に一度くらいは、定期的に柔らかい布で拭き掃除を行うようにしてください。
 またノズルやパッキンなどもカビや水漏れ防止のため、同じくらいの頻度でお手入れするのが理想です。
 
※詳しい方法は、お使いの食洗機に付属されている説明書をご覧ください。

 

 

 

食洗機を使うメリット

1.手洗いよりキレイに洗える
洗った食器
 食洗機は高温高圧のお湯と汚れ落ちを優先した洗剤を使って食器を洗っているため、手洗いでは落ちにくい汚れもキレイに落ちます。また、食洗機は食器をまとめて一度に洗うので、手洗いで1つの食器を洗う時間よりも、全部の食器を長く洗浄しています。

 

2.水道代の節約
水が出ている水道
 食洗機は手洗いとは違い、庫内に溜めた少量のお湯や水を上手に循環させて洗います。パナソニックの公式HP(https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/merit/watersave.html)によれば、使用する水量は手洗いの約1/9で、ランニングコストは約51%の節約になるそうです。

 

3.除菌ができる
食洗機の中の状況
 食洗機は60~80℃という高温高圧で洗浄するため、手洗いよりも短時間で高い除菌効果が期待できます。哺乳瓶などの消毒に気を遣うことの多い、赤ちゃんのいるご家庭にもおすすめです。

 

4.時短につながる
食洗機で時短
 食器洗いに費やしていた時間を大幅に短縮できるのも食洗機の魅力です。
 手洗いの場合、1回の時間は約30分と言われています。ですが食洗機の場合は、食器を並べて洗剤を入れ、スイッチを押せば終了するので約10分で完了です。

 

5.手荒れになりにくい
キッチンに立つ女性
 食洗機は水やお湯、洗剤に触れる時間が大幅に短くなるため、手が荒れなくて済みます。特に冬場はとても重宝しますよ。

 

 

○それでも食洗機に不具合が起きてしまった場合は

 日々のメンテナンスやお手入れで、食洗機の寿命は確実に伸びます。
 しかしそれでも、パッキンやホースなどゴム部分の経年劣化から水漏れが起きてしまったり、モーターから異音がしたり、洗い残しが目立つようになったり、と使用年数が長くなればどうしても不具合は起きてしまいます。修理か、それとも思い切って交換するか悩むと思いますが、判断ポイントのひとつは「耐用年数10年」です。
 食洗機にはメーカーが「耐用年数(設計標準使用期間)」という期間を元々設定していますので、水漏れなど不具合が起きた場合は、この10年を経過したかどうかを目安に交換を検討してみても良いかもしれません。
 アスタスでは、古くなった食洗機を簡単・お得に交換できますので、食洗機の交換をご検討の際はぜひご相談ください。

 

まとめ

 食洗機の上手な使い方のポイントは、予洗い食器の配置最適なコース小まめなお手入れです。食洗機を使いこなして、できた時間を有効活用しましょう!

 


ASTAS
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