山下社長が行く!
ウズベキスタン
タイル・建築を学ぶ旅 後編


ASTASアドバイザー山下社長が、ウズベキスタンに研修旅行に行ってきました!
建築やその美しい装飾を見て感じた旅のレポート後編です!

前編はこちら!

ASTASアドバイザー社長

 

 

アミール・ティムール(グル・アミール)廟

−ティムール族が眠る−
トルコ・モンゴル系イスラム王朝の創建者ティムールをはじめ、彼の息子たちが眠る霊廟です。
小さな尖った窪みが層を成して繰り返す ムカルナス という建築様式が特徴的。彫刻や様々なモザイク模様で豊かな装飾がなされた建築です。
ティムールの墓石は黒緑色の硬玉で造られ、中央に置かれています。墓石は墓の位置を表しているだけで、地下室の同じ位置にそれぞれが眠っているそうです。
ASTAS研修旅行のアミール

入口

ASTAS研修旅行のアミール 入口はムカルナスの装飾
ASTAS研修旅行のアミール 門をくぐった内部
ASTAS研修旅行のアミール 黒緑色の墓石がティムールの墓石

 

内部の天井や壁の装飾

内部は1996年に修復が終了し、建築当時の美しさを取り戻しています。
天井や壁は植物やアラビア文字をモチーフとした模様で埋め尽くされていました。
青と金の装飾がとても美しいですね。それもそのはず、内部の装飾には金3kgが使用されているのだそう!

レギスタン広場

 

−3つのマドラサが生み出す見事な調和−
「砂地」の意味を持つサマルカンドのシンボル、レギスタン広場。
コの字形に並んだ3つのマドラサ(イスラムの神学校)で囲まれた大きな広場です。
チンギス・ハーンの来襲によってアフラシャブの丘から移動してきたサマルカンドにおいて、商業の中心地となったこの場所は、公共の広場としてだけでなく、謁見式や閲兵、罪人の処刑など様々な機能を果たしました。
今回は昼に訪れましたが、夜にはライトアップされた美しい姿も見られるようです。

ASTAS研修旅行のレギスタン広場

 

 

三つの建築
IASTAS研修旅行のレギスタン広場正面:ティラカリ・マドラサ
1660年に建設
ASTAS研修旅行のレギスタン広場左:ウルグ・ベク・マドラサ
1420年建設。3つの中で最も古い
ASTAS研修旅行のレギスタン広場右:シェルドル・マドラサ
1636年に建設

 

ASTAS研修旅行のレギスタン広場中庭
ASTAS研修旅行のレギスタン広場金の装飾
ASTAS研修旅行のレギスタン広場タイル

 

ASTAS研修旅行のレギスタン広場 ウルグ・ベク(ティムール帝国の君主)の嗜好を反映し、青い星をモチーフにしたタイルが貼られている
ASTAS研修旅行のレギスタン広場建物の中や外にはお土産屋がたくさん!

 

 

シャーヒ・ズィンダ廟群

 

−サマルカンド有数の聖地−
個人的に今回の旅で一番素晴らしかった場所!
11世紀から19世紀までの9世紀に渡って建てられた20以上の儀式用の建築物と霊廟の集合体です。
巨大な霊廟が一直線に立ち並びぶ様は圧巻の一言!
イスラム建築の魅力のひとつである、文字模様・幾何学模様・植物模様の装飾が細かくてとても綺麗です。
ASTAS研修旅行のシャーヒ・ズィンダ

 

 

ウルグ=ベクが建てた入口の門ウルグ・ベクが建てた入口の門から入る
ASTAS研修旅行のシャーヒ・ズィンダ廟群シャーディムルク・アカ廟-(1372)
シャーヒズィンダ廟群で、最も美しいとされている場所
ASTAS研修旅行のシャーヒ・ズィンダシリンベク・アカ廟-(1385)
ティムールの妹を祀った廟

 

ASTAS研修旅行のシャーヒ・ズィンダトゥマン・アカ廟-(1404年)
ティムールの妻を祀った廟
ASTAS研修旅行のシャーヒ・ズィンダフッジャ・アフマッド廟-(1350年)
通りの突き当りにある廟
ASTAS研修旅行のシャーヒ・ズィンダメインストリート

 

天井や壁の装飾

 


この写真の他にも沢山の廟が並んでいます。
この場所は"死者の通り"と言われていますが、青いタイルの装飾がとても美しく、タイルや建築に興味のない方にもオススメの場所です!
入口からすぐの階段を数えながら上り、その数が行きも帰りも同じならば天国にいける、という言い伝えもあります。

 

 

おまけ〜キルギス編〜

アスタス社長のゴルフ
−大自然を楽しむ−
キルギスはウズベキスタンの西側に隣接する国です。
山と草原の大自然を感じられる場所。
首都のビシュケクではゴルフも楽しむことができました!

 


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