絵を描くことは「あなた」を喜ばせる手段
という意識を常に持つことで絵が活きる
私はイラストレーター。
仕事内容は、挿絵、マップ、商品、漫画、出張似顔絵描き、ロゴ、などです。
実は「イラストレーター」いうのは少しむず痒いです。というのも洗練されたかっこいいイラストというより、ほっこりするような人間くさいイラストを求められ描くことが多いので、自分としては、「絵描き」と名乗ったほうがしっくりきます。
2006年に独立してから10年が経ちました。
「自分が」絵を描く仕事がしたい、ただそれだけで始めたイラストレーターの仕事でしたが、やっていく中で、イラストは「目的達成のための手段」だと痛感しました。
そして、自分のイラストを見る、漫画を読む、似顔絵を受け取る、「誰か」を喜ばすためだけのものだと気付きました。
そこからは、エンドユーザーのことを想って描けるようになり、仕事の幅も広がっていったように思います。
「自分が」絵を描きたい、なら、自分の表現を突き詰める「アーティスト」で良いと思います。ですが私は、人を喜ばせる「手段」として絵を描いていきたい。私が描く目的は、いつも「あなた」なのです。
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