川島織物セルコンのファブリック

 

着物ファン憧れの "川島の帯"

江戸後期( 1 8 4 3・天保1 4 年)に初代川島甚兵衞が創業した呉服悉皆業に始まります。
着実に事業を拡大し、強固な礎を築いた初代に続き、その長男二代甚兵衞は、工場を建設して、本格的に織物製造に乗り出しました。ヨーロッパの織物視察や明治宮殿の室内装飾織物を謹製したことをきっかけに、皇室御用達国内企業第一号を賜ったり、数々の万国博覧会に出展し様々な賞を受賞したりするなど、日本の伝統である和装の帯を極め、着物ファン憧れのブランドへと成長してきました。

また着物の文化を育む一方で、室内空間を心地よく創造するという“トータルコーディネーション”の考え方を確立しました。以来、川島織物セルコンは、日本のインテリアファブリックスをリードし続けています。現在は、カーテンを主としたインテリアファブリックスを中心に、カーペットや床材、壁装材などのインテリア製品と、帯、緞帳、祭礼幕などの呉服・美術工芸品の製造・販売を行っています。

語り継がれる一つのエピソード

1 9 1 6( 大正5 )年に宮内省( 現宮内庁)より依頼され、下絵の作成や試し織りに5 年を費やし、1 9 2 1 年に正式発注を受け織り始めた明治宮殿用の壁掛です。制作を始めた大正末期は第一次世界大戦後の混乱期で、当時最高水準といわれたドイツ製染料の入手が難しく、多額の資金をつぎ込んで入手した染料を使用したものの、1 / 5 ほど織り進んだところで、若干の退色の兆しが認められました。織に問題は無く、関係者のほとんどがそのまま織り進める事を望んでいましたが、三代甚兵衞の没後事業主となっていた三代夫人の絹子さんは、夜中に一人で経糸を切断しました。少しでも不安のあるモノは絶対にお客様へお届けしてはならない、という考えを貫いた絹子さんの行動は、まさに妥協を許さないモノづくりの基本姿勢を表しています。

川島織物セルコンのインテリアファブリック

カーテン

1枚の布の存在が、空間のイメージを瞬く間に変えていく、そんな力がカーテンにはあります。業界の先駆者として早くからインテリアファブリックスの価値を高める商品をご提供して参りました。また、カラーやデザインといった装飾性だけでなく、現代の住生活に必要な機能や安全・環境にも配慮した提案も充実しております。

▶︎カーテン 商品一覧はコチラ

ラグ

高級感なウールラグから遊び心のあるユニットラグまで。デザインはもちろん、機能にもこだわったラグを多数取り揃えています。

▶︎ラグ 商品一覧はコチラ

 

▲トップへ戻る