職種 カテゴリ /Occupation Category
二級建築士
仕事 カテゴリ /Job Category
建築 新築
スキル カテゴリ /Skill Category
設計 監理
丘に建つのはコンパクトな住まい?
コンパクトでも広く感じる住空間をつくる。丘に建ち、南に開けている敷地の特性と、施主の土間スペースへの憧れから前庭と裏庭を土間で行き来できるプランを採用した。住まい手のライフスタイル、近隣との調和に配慮するため建物は大きくならないよう設計、だけど住まいは広く感じられるように吹抜けを中心とした空間構成とし、空の広がりやつながりを最大限に活かした住空間を目指した。
information
夫婦+子ども2人
木造軸組工法、二階建て
敷地面積:206.08㎡ (71.7坪)
建築面積: 67.76㎡(20.50坪)
延床面積:100.19㎡ (30.2坪)
> レビュー
明るく開放的なリビングのソファでくつろいでいた妻から「いい家」と一言聞こえてきたときは、本気で建ててよかったと感じました。部屋ごとを仕切らずに生活できるので空間にゆとりを感じ、子どもの気配を感じられるのは親にとっても安心です。
吹抜けでつくるワンルーム空間
前面道路からアプローチ階段を通り、玄関に至る。扉を開けると土間が続きその先には敷地外に植えられた銀杏の木が凛とそびえ立つ。まさしく借景である。1階はLDKに吹抜けと階段を設けそこからは大きな窓と高窓を設けた。動線を短くするため、キッチンと洗面所、食品庫をまっすぐ配置し、家事がスムーズにできるよう配慮した。階段は施主たっての希望により、稲妻型ササラを使った軽快なデザインとした。2階には子ども室1・2とウォークインクローゼット、便所、主寝室があり、その全てが、吹抜を交いして繋がることを意図している。
ASTASは、新築の住宅や古い建物のリノベーションなどで、一工夫を加えたプランをご提案します。
清水 貴史
2005年広島工業大学卒業。大学を卒業後、(有)アトリエ平田に入所。木造、鉄骨造、RC 造といろいろな物件を担当しキャリアを積む。2015年には自身初作品となる、みやじまぐちの家を完成させる。2013年より広島工業大学 工学部 建築工学科 非常勤講師を勤め、2016年よりアスタスメンバーとして活動を開始する。