IHクッキングヒーターの寿命と故障のサインとは?長持ちさせる使い方と修理費用の相場もご紹介


 IHクッキングヒーターを使っていて、「最近火力が弱くなった」「変な音が聞こえる」などの異変を感じたら、そろそろ交換を検討すべき時期かもしれません。
 そこで今回は、IHクッキングヒーターの寿命や故障の原因、長持ちさせるコツなどについて丁寧に解説していきます。また修理費用の相場についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

ビルトイン型のIHクッキングヒーター(IHコンロ)の寿命はどれくらい?

IHクッキングヒーター
 ビルトイン型IHクッキングヒーターの寿命(耐用年数)は、約10年とされています(グリルを使った調理を頻繁にするなど使用回数が増えれば、その分耐用年数は短くなります)。
 現在お使いのIHクッキングヒーターの使用年数が10年を超えているのであれば、修理よりも交換をおすすめします。

 

 

IHクッキングヒーター(IHコンロ)の寿命が近づいてきたサインは?

 ここでは、IHクッキングヒーターの「寿命が近い」「故障かもしれない」サインを紹介します。
 同じ症状がでていないか参考にしてみてください。

 

電源が入らない/ボタンを押しても反応しない
IHのボタンを押す
 IHクッキングヒーターの使用年数が長いと、まれに調理中の吹きこぼれ等がトッププレートの傷から内部へと侵入し、基盤が故障して電源が入らなくなることがあります。
 電源が入らなければIH自体使うことができないので、出来るだけ早く 修理または交換対応をしてください。

 



火力が弱まってきた
IHの上に鍋
 IHクッキングヒーターのヒーター部分は 年劣化により、火力が弱まっていくことがあります。以前よりも調理に時間がかかると感じ出したら、 交換を考えるタイミングです。

 ちなみに、鍋底の温度が上がりすぎた時や1度に2つ以上のヒーターを使った時には火力が弱まりますが、これは使い方の問題であって寿命ではありません。

 



ブレーカーが落ちる
ブレーカー
 ブレーカーが落ちる現象は大抵の場合、魚の油などがグリル奥の漏電センサーにこびりついてしまい、エラーが起きることにより発生しています。ブレーカーが落ちたら、グリルをよく掃除してから再度電源を入れてみてください。それでも改善しない場合は、修理か交換が必要になる可能性が高いです。

 IHクッキングヒーターを長持ちさせるためには、プレート部分だけでなくグリル内のお手入れも非常に大切です。グリルを使ったあとは汚れをよく拭き取るようにしましょう。
 また週に1度は、お皿と網を外して強火で15分ほど空焚きをする「クリーニング」という作業を行うのもおすすめです。

 



大きな音(異音)がする
IHクッキングヒーター
 IHクッキングヒーターを使用中、「ブーン」「キーン」「ジー」のような音が出ることがあります。このようなときは、異音が”どこから”出ているのかによって原因や対処法が違うので、まずは異音の元を探してみてください。

 1.IHクッキングヒーター本体から異音がする場合
 IHクッキングヒーターには温度を下げるためのファンが内蔵されており、これが作動している間は「ブーン」という音がします。ファンは電源を切った後もしばらく動き続けるので異音だと感じやすいのですが、これは仕様上問題ありません。
 ただし今まで聞いたことのないような異音がする場合は、故障の可能性も十分考えられます。使用を中断し、メーカーに問い合わせてみてください。

 2.鍋から異音がする場合
 IHクッキングヒーターで調理をすると、鍋には常時20000回/毎秒以上の磁場振動が発生するため、調理中に振動音が聞こえることがあります。これは異常ではありませんが、音が気になるときには鍋の置く位置を少しずらすか、置きなおすことで改善できます。
 ちなみに、異なる素材を組み合わせて作られた「多層鍋」は特に振動が起きやすので、お使いの鍋を確認してみてください。

 



ロースター(グリル)が温まらない
IHクッキングヒーター
 グリルのみ単体で使用したいのに電源が入らない/温まらない場合は、故障の可能性が高いです。修理または交換を行いましょう。

 一方で、“ヒーターを2つ同時に使用している状態”でグリルが温まらないのであれば、電力の使いすぎが原因かもしれません。
IHクッキングヒーターは総電力の最大値が決まっているので、ヒーターをフル稼働しているとグリル分の電力が残っていない、ということが起こります。この場合は、グリル単体で使えるかどうかを確認してみてください。

 



トッププレートにヒビがある
割れているIH
 IHクッキングヒーターのトッププレートが割れてしまったら、安全のため使用を中止して、近日中に 必ず修理か交換をしてください。
 もしもひび割れた状態でI Hクッキングヒーターを使用し続けると、鍋の吹きこぼれなどで液体が亀裂に入りこみ、電気系統がショートしてしまう可能性があるので大変危険です。

 

IHクッキングヒーター(IHコンロ)を長持ちさせる使い方

 IHクッキングヒーターの寿命は約10年ですが、できるだけ長持ちさせたいですよね。そこでここからは、IHクッキングヒーターを長持ちさせるための具体的な使い方についてご紹介します。

 



吹きこぼれないように注意する
吹きこぼれる鍋
 スープやカレー、シチューなどが吹きこぼれて操作スイッチや排気口の中に入ってしまうと、故障の原因になります。
 温度調節やタイマーなどの機能を上手に使いながら、吹きこぼれをできるだけ防止しましょう。

 



トッププレートに重いものをのせない
IHの上に乗る猫
 トッププレートはガラスでできているため、重いものをのせると割れてしまうことがあります。各ヒーターに載せられる重さは最大10㎏までですが、これより軽いものでも、置いた時の衝撃が強ければ割れる可能性があるので注意してください。
 また、トッププレートの周辺や上部にものを置かないようにするなど、日頃から対策しておくと安心です。

※年末の大掃除でキッチンの換気扇を掃除する際、うっかり体重を乗せたことが原因でトッププレートが割れる事例が多いようです。掃除の際は別で踏み台を用意するなど、絶対にトッププレートに乗らないよう工夫してみてくださいね。

 

 



グリルのパッキンを交換する
グリル
 グリル扉のパッキンは消耗品なので、使っているうちに異臭を感じたら交換するようにしましょう。交換することで臭いの充満や、火力不足による生焼けを防ぐことができます。

 

 

IHクッキングヒーター(IHコンロ)を長持ちさせる掃除のコツ

 毎日のきちんとした掃除がIHクッキングヒーターを長持ちさせるコツです。
 ここでは掃除の仕方について詳しく紹介していきます。

 

トッププレートは中性洗剤を使う
IHの掃除
 IHクッキングヒーターを使用したあとは、濡れた布巾やスポンジに中性洗剤をつけて、トッププレートをサッと拭きましょう。簡単で良いので、使用後は毎回汚れを拭き取るようにしてください。
 また汚れが取りきれない場合には、部分的に中性洗剤を散布して15分ほど放置した後に拭き取りましょう。

 

 



頑固な汚れには「アルミホイル」を使う
アルミホイル
 カレーやシチューの吹きこぼれ等、スポンジで落ちにくい頑固な汚れは、クリームタイプのクレンザーや重曹をかけた上からアルミホイルでこするとキレイに落とすことができます。ぜひ試してみてください。

【豆知識】使用する洗剤について
 汚れの種類やこびりつき具合によって洗剤を使い分けると、とても掃除しやすくなります。

 ・頑固なこびりつき汚れには「クリームタイプのクレンザー」もしくは「スクラブ入り歯磨き粉」
 ・調味料やお醤油の固まりには「アルカリ性洗剤」(重曹・セスキ炭酸ソーダなど)

 

 

 

IHクッキングヒーター(IHコンロ)の修理費用の相場

電卓を持つ作業着の人
 IHクッキングヒーターの交換/修理かで迷っているなら、まずは費用の相場を知ることから始めてみましょう。修理費用は主に、「部品代+工事費用+出張費用」の合計となります。

 なお購入後1年以内は、無料の保証期間中なので料金は基本的にかかりません。
 1年以上経っている場合でも、5年や10年などの期間付き修理サービスを契約しているかどうかを確認してみてください。

・修理費用相場(税込)
 電源が入らない     10,000~40,000円前後
 トッププレートの交換  30,000~50,000円前後
 異常音の修理      15,000~20,000円前後
 グリルドアの修理    10,000~15,000円前後
 操作スイッチの修理   15,000~25,000円前後
 出張料          エリアによる(3,000円~5,000円前後)
※メーカーと代理店等で修理費用には誤差があります。


 上記の金額は基本的に処分費用を含んだものですが、修理費用の安さで工事業者を選ぶと別途産廃処理費用を請求されることがあります。ただしIHクッキングヒーターは自分で捨てることができるので、もしご自身で処分される場合はお安くなるかもしれません。詳しい処分の方法はお住まいの各自治体にご確認ください。

 

 

IHクッキングヒーター(IHコンロ)を交換するなら、アスタスがお得!

 IHクッキングヒーターを交換するか修理するか迷っているなら、使用年数と費用を考慮に入れてみましょう。
 メーカーが修理用部品を保有している期間は、機種の発売から8年間です。そのため購入から10年を超えている場合は、既に部品がなく、修理自体が難しいというケースも少なくありません。
 さらに、古いものほど修理費用が高くなるので、見積もり金額が嵩むようであれば新しいものへと交換することをおすすめします。

 アスタスでは、パナソニックの最新型IHクッキングヒーターを、交換工事費込みで88,000円〜 承っています。施工はメーカー指定業者が担当するので安心!確かな技術で、施工からアフターサービスまでしっかりと対応致します。
 『KZ-YP36S』『KZ-W163S』今だけの期間限定価格となっています。お得に交換するチャンスですよ!

 

 

まとめ

 IHクッキングヒーターの寿命はおよそ10年といわれていますが、使い方によってはこの期間よりも早く不調が出てしまうこともあります。もしもIHクッキングヒーターを使っているときになんらかの不調を感じたら、早めに修理や交換を考えてみてくださいね。

 


ASTAS
ASTAS

明日(アス)に「+(タス)」ヒントがここにある。 アスタスは「住空間に関わる全てを提案する」ことをコンセプトに掲げ、建築、インテリア、ガーデン、アートのスペシャリストが集いスタートした「住空間提案サイト」です。