職種 カテゴリ /Occupation Category
ランドスケープアーキテクト 一級建築士
仕事 カテゴリ /Job Category
土木
スキル カテゴリ /Skill Category
設計 監理
まわりの風景と連続した景観づくり
冷涼な高原の地に計画された陸上競技のトレーニングを主目的として作られた公園。小・中学生からトップアスリートまでが利用するトレーニングの聖地を目指して開設された。適度な負荷がかかるよう自然な起伏を生かして作られた巾6m全長5キロの周回コースは天然芝で足腰に負担が少なく中長距離のラン競技に、巾4m全長2.5キロのアスファルト周回コースは自転車やインラインスケートによるトレーニングなどに使われている。 計画にあたり留意したことは、必要最小限の伐採や造成にとどめ、もとある動植物や高低差への負荷を最小化しそのまま生かすということ。そして、周囲の山々が美しく見えるビューポイントを意図的にコース内に設定し、トレーニングの中でこの地の自然景観の素晴らしさを再発見できる場を作ることである。幸いにも高原植物の観察など環境教育の場としての利用もされているようである。
information
陸上トレーニング公園
(クロスカントリーコース・トレーニングコース・400mトラック・多目的広場)
敷地面積:58ha
ASTASは、エクステリア・外構・ガーデンなどで、一工夫を加えた理想のお庭のプランをご提案します。
泰田 康司
1990年九州芸術工科大学卒業後、『株式会社GKデザイン総研広島』にて公共や民間の外部空間デザイン(駅前広場や建築外構、公園など)を数多く手がける。2007年に独立後も公園から個人住宅庭まで、豊かな暮らしを支える空間づくりを行っている。2016年よりASTASメンバーとして活動を開始。